尚食
シュー・カイ＆ウー・ジンイエン共演
明の永楽帝の時代。
皇帝の厨房をあずかる尚食局の新入女官・姚子衿は蘇月華と殷紫萍と友情を育み、宮廷内の権力闘争に巻き込まれながらも料理人として腕を磨いていた。
ある日の夜、永楽帝が溺愛する皇太孫の朱瞻基と出会い書斎に食事を届けるようになって距離を縮めていく。
姚子衿の気遣いと教養に惹かれていく朱瞻基だが姚子衿には秘められた過去があった。
全40話あらすじ一覧
1話～12話
尚食局で新しい掌膳の選抜が行なわれ厨師として働きたい姚子衿、蘇月華、殷紫萍の3人は料理作りに励むが食が進まない永楽帝に機転を利かせた姚子衿は不満に思う王遥清によって罰を与えられてしまう。そんな中、偶然にも皇太孫の朱瞻基を見掛ける。皇太子が太っているため肉や魚が禁止となり尚食局は工夫を強いられる。
姚子衿は出自を偽って宮中入りした殷紫萍を許してあげるが盗み聞きしていた蘇月華が孟尚食に報告してしまう。典膳選びの宴で褒められたのに選ばれなかった殷紫萍。乾清宮で火災が発生し捕らわれた喩美人は皇太子に命じられたと訴えるが姚子衿が病気だと見抜き朱瞻基は漢王府が関与していると突き止めるが・・・
朱瞻基に八つ当たりされた姚子衿は愛ゆえの行動だったがこれから奴婢として接すると言い放つ。臘八節になると必ず厨房に来るが游一帆に料理を作った物は死ぬか怪我をすると言い伝えがあり長寿麺を作ってあげていた姚子衿は・・・/蘇月華は游一帆に騙されて料理に卵白を使ってしまい漢王妃が亡くなってしまう、胡善囲はここぞとばり孟尚食が漢王と通じていたことを暴露し・・・
13話～24話
5度目の北征を決意した永楽帝が崩御し国中が喪に服す中、姚子衿は紫禁城から出たいと殉葬する荘妃に頼まれ願いを叶えるが渡した玉佩により自分が孫家のものだとバレてしまう。胡善囲に命を狙われるが玉佩を見て気付いた朱瞻基に助けられる。皇后が懐妊したと診断されるが姚子衿は本人が否定しているのに侍医が何もしないのはおかしいと朱瞻基に訴えます。
姚子衿の案を盗み輞川図を再現しようと試みた蘇月華だが姚子衿は罠を仕掛け勝利する。手を貸していたであろう游一帆に描いた絵を疑うことなく信じていたのか言い放つ。衛王が毒を盛られた事で疑われた殷紫萍たちが連行されてしまい姚子衿は命をかけて皇后のまえに立ち塞がり冤罪だと訴える。
皇后は朱瞻基に子ができない事を心配し4人の女子を遣わしたが戻されてしまったので姚子衿を皇太子嬪に封じようとしたが拒まれる。上元節の勝負で傷を負う姚子衿は天は自分に味方するはずと胡善囲に言い放ち孟尚食の助手につく。上元節の宴で失敗した胡善囲は命を絶ち、陛下を刺客から守り負傷した游一帆は昔助けてくれた姚子衿を思います
25話～36話
姚子衿はやみくもに陛下を持ち上げ奸臣の家族を救うだけでなく朱瞻基の南京行きを阻止し己も尚膳に昇格する。朱瞻基は尚食になりたい姚子衿のために手を貸すが皇太子嬪にどうかと皇后に先手を取られてしまう。皇后の誕辰祝いのあと宮中の異変を察知した姚子衿は陛下が崩御したことを知り・・・
洪熙元年6月、朱瞻基は皇帝に即位し姚子衿は郭貴妃に何で殉葬を強いたのか皇太后を責める。朱瞻基は姚子衿にどう接すればよいか分からなかったが彼女の意見を受け入れ貴妃に封じます。皇后の病の原因が薬膳だと疑われ殷紫萍たちが尋問をうける、姚子衿は駆け付けると杖刑であり本気で心配したが朱瞻基による芝居だと知り・・・
声が出るようになった姚子衿は蘇月華を罰するべきと孟尚宮に告げるが更生する機会を与える引き換えに自分の手を切り落としたので驚く。姚子衿は陵墓参拝の時に庶民の暮らしや食べ物を知らない朱瞻基に知ってもらうために衛王を利用し殷紫萍を皇后の御膳係にする。姚子衿は皇后から届けられた御膳を口にして倒れると殷紫萍は貴妃と皇后の仲を引き裂くのが目的ではと皇太后に進言する
37話～40話｜最終回
姚子衿が毒を盛られ昏睡状態となり朱瞻基は廃皇を決意するが大臣たちから孟抗議に遭う。呉妙賢を泳がせ捕えると漢王が謀反を企てていた事が判明、呉妙賢と組んでいた蘇月華も投獄される。朱瞻基は漢王の謀反を鎮圧するために親征し、皇后と姚子衿は協力して救済にあたる。ついに謀反が起こり趙王と游一帆は皇太后を人質に取るが漢王を捕縛する朱瞻基が現われる。漢王と趙王の謀反の裏には游一帆が関与しており・・