坂の上の赤い屋根|ネタバレあらすじ|真梨幸子のイヤミス | 見所チェック!

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坂の上の赤い屋根真梨幸子

 

騙される快感!!

イヤミス(嫌な気分にさせるミステリー)長編。

結末までネタバレします!

 

人格者と評判も高かった夫婦が娘とその恋人によって身体中を切り刻まれコンクリート詰めにされ埋められた。
残虐性から世間を震撼させた「文京区両親強盗殺人事件」から18年後、
事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる衝撃の真実とは何か?!

 

 

 

ネタバレあらすじ 

 

 

早すぎた自叙伝・両親のトラブルのせいで相模原から文京区に引っ越し転校した私は今まで優秀だと思っていたが地域によって格差があることを知る。同情の目でしか見られないので反抗し嫌がらせを続けると担任は「かわいそうな境遇だから許して仲良くして」と生徒達に言います。なにをしても許されるので抵抗や抗議をして欲しくで嫌がらせを続けた結果ミチルが亡くなった。入院している彼女の口に蒸しパンを突っ込んだのだ。馬鹿な奴等のせいで、馬鹿な街によって私は11歳で殺人者になってしまったのだ。私が住んでいる場所は谷(低層階)だ、坂の上の赤い屋根を目にしいつか見下してやると決心した。

 

 

 

  殺人事件をモチーフ

 

2000年、医師の青田と同じく医師で妻の早智子が全身をメッタ刺しにされコンクリート詰めにされた事件で当時名門女子校に通っていた18歳の娘・彩也子と交際相手の大渕が逮捕された。生活費を得るための金銭目的の反抗であり裁判では二人の主張は食い違っていたが2005年に大渕は死刑判決、彩也子は無期懲役が下され、2015年に確定した。

 

私は温めていた計画を実行しようと思いまず法廷画家だった鈴木礼子を訪ねる。
傍聴席の最前列で観察し写し取る法廷画家の礼子は犯人の顔を一番近くで見ているので最初に話を聞く人物にもってこいの人だ。
礼子はマスコミや警察は清楚な女子高生と発表していたが金髪でタトゥーが入っていてただのギャルだったと言います。彼女は洗脳された被害者で主犯は大渕だと警察やマスコミは思っているようだが間違いなく主犯は彩也子だと言います。そんな礼子はイケメンの大渕と獄中結婚しており再審請求しようとしているところでした。
騙された経験を綴った話で運良く作家デビューした私は編集者の橋本からカリスマ編集者の笠原を紹介される。本人だと言うことは知られない方がいいと言われ名前はイイダチヨで新人アルバイトという事になった。
文京区両親強盗殺人事件をモチーフにした「坂の上の赤い屋根」の話になり最初は売れないしダメだしばっかりだったが二日で直した改稿で連載が決まりました。

 

 

 

  元カノ

 

笠原からのダメ出しは続くが大渕のパトロンだった市川聖子は笠原の先輩で我が出版社に努めていた事を知り私は橋本と一緒に会いに行きます。
酒を飲ませたらベラベラ話すと笠原から助言を受けていたのでその通りにすると聖子は出版社にいた頃は年収一千万以上稼いでおり自分は人より上の存在だと思っていたが独立したらアルバイトしないとやっていけなくなったと言います。
イベント会社を立ち上げた大渕を援助しいろいろうまくいっていたが彩也子がやってきてからすべておかしくなっていったと言います。今まで子猫ちゃんのように大渕を可愛がっていたがいつの間にか支配されていると気付いた時にはミスコンの応募者ではなく運営者の一人として雇われた彩也子と身体の関係があると察しました。
怒ろうと思い証拠を突き止めるため部屋を覗くようになったが映像ではなく実際のベッドシーンを目の当たりにすると興奮してしまい覗きが趣味となってしまったのです。大渕は飽き始めていたが彩也子は麻薬のようなものを飲ませていたと証言しました。

 

 

 

  共犯者

聖子から連絡があり笠原は会いに行くと「イイダチヨは偽名で偽物だ」と知らされ驚きます。
彩也子を何度か目にしていた聖子はイイダチヨがどことなく似ていると思い、あるはずないと思いながらも確認するとリストカットの痕を目にします。
彩也子は無期懲役で最低でも30年は入っているはずだが調べると事故に遭って全生活史健忘となり記憶を失った事から違例ではあるが16年で出所が認められたのです。
名前を変えているはずだから似ているイイダチヨが彩也子のはずだと・・・・
聖子は自分自身の犯罪を小説にしていく彩也子と、それをネタにする橋本の姿を追い本にしたいから手を組もうと話を持ち込んできたのです。そしてちゃっかり口止め料も・・・。

 

 

  獄中結婚

大渕と獄中結婚した礼子は「聖子に会ってきて」とお願いされ仕方なく夫の元カノに会いに行きます。
大渕の身体に触れた事がないので嫉妬に駆られるが「坂の上の赤い屋根」に出てくる法廷画家とはあなたの事でしょと聞かれ取材を受けたことを知っているのかと驚きます。
その女性の名前を聞かれた礼子だったが印象がなく記憶に残っていませんでした。まるで幽霊のような存在・・・そう思った時、彩也子を思い出します。
裁判で彼女の顔を見てきたのにまったく思い出せない、幽霊のようだと・・・
聖子は「彼女に会って何も感じなかったの、鈍感ね、私が手紙で大渕に直接伝える、驚くだろうな」と言いました。気になる礼子はお願いして彩也子が出所していること、そしてイイダチヨが彩也子だと知ります。

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坂の上の赤い屋根|結末まで知りたい方はこちら

 

 

 

 

 

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