『田舎者』
ネガティブな言葉として受け取ってる人と使ってる人がいる。
個人的には最高の誉め言葉だ。
都会人と自らを称する人は便利が当たり前になっていてちょっと歩いただけで疲れる。
新宿や渋谷を一日歩いただけでは歩いたとはいえない。
方言に関しても都会人と称する方は消したがる。
我が大分方言もその一つ。
ところが東京の方に関しては影響されやすく、関西弁や北海道方言などをやたら使う女子高生などがいる。
極めつけは田舎永住願望のある都会人と言う特集まで組まれていること。
だったらバカにするなと・・・。
ちなみに『バリ』『めっちゃ』『なまら』などは『超』に当たる言葉だがそれぞれ九州方言、関西方言、北海道東北方言である。
使い方間違えると笑いものになるので注意。
さて。
大分県人として大分をもっと知って欲しいと思っている私としては『大分=別府 湯布院』というもっともらしい知識を払拭したい。
故に大分とはこういうものだという講座紛いのものを書いていきたいと思う。
今回は大分弁『よだきい』
『よだきい』とは疲れる、きつい、めんどくさいなど意味で用いられる。
例文
A「明日ん休みあんたどうする?」
B「な~んも考えちょらん」
A「んなら釣りんでも行かんな」
B「釣りかえ?行ってもいいけんど雨やっち言いよんけんよだきいかも知れんなぁ」
訳文
A「明日の休みだけどあなたはどうする?(何か予定ある?)」
B「何も考えてない(もしくは何も予定は無い)」
A「だったら釣りにでも行かない?」
B「釣りかい?行ってもいいけど雨だって言ってたからきついかも知れないなぁ」
この場合釣りにいくことに対しては肯定的だが雨の中釣りをすること自体はきついのではないかという心配である。
『よだきい』という表現は大分県人のほとんどが使っているため大分県人は標準語だと勘違いしている節がある(笑)
この言葉を使っていれば100%大分県人である。
ジョイフルの中にも何人かいるかも(ジョイフルの本社は大分県)
発音としてはアクセントがあるわけではない。
まぁこの言葉自体が珍しいのですぐ分かるだろうが・・・。
今後もこのようなことを書いて行こうと思う。
カテゴリ「大分講座」以外はこういうことかいてないと思うので日記の中の方言を調べるなどの活用もありかと。
それでは~。