福岡市の高島宗一郎市長より

「お子さんを虐待などから守って行くためにも、保護者が精神的に余裕があるのか、不安を抱えていないのか、外部の目を入れていくのが大きな目的」というメッセージをそえて、福岡市の新年度予算案に『子育て応援予算』を発表!

 

 

なんと福岡市は一般会計の総額が1兆498億円で、3年連続で1兆円を超えています。

そういった背景もあって特に子育て支援や教育に充てる費用を前の年度より68億円増やしているのが大きな特徴です。

 

 

毎月おむつや育児用品などをお送りするおむつと安心定期便がスタート!

8月から0歳から2歳になるまでの子どもたちのおむつを毎月無償で届ける取り組みがはじまります。

兵庫県明石市などが実施しているようですが、これは政令指定都市では初めてです。

おむつが要らない方にはおしりふきとか、ミルクとかに替えることもできる柔軟さもあります。

この福岡市の取り組みで、家計として別のところにお金を回せることが何よりです。

 

 

 

他にも今回の取り組みとして

◎第2子以降の保育料を無償化

◎子供の医療費の助成対象を来年1月から18歳までに拡大、通院は1医療機関あたり月に500円・入院は自己負担なし。

◎サポートを必要とする子どもたち、特に障がいのあるお子さんを育てる家庭への支援として通所支援、放課後等デイサービス、ホームヘルプサービスなどの利用料を学校に入る前の0歳から5歳までの子どもについては完全無償化。さらに6歳から17歳の子どもがいる家庭も何度サービスを使っても月額3,000円を上限として利用可。

◎子ども食堂への支援は運営団体への補助金額の上限額を従来の1.5倍の最大で60万円に。補助の期間が現在8年間と決まっていたのを当面の間、この年限を外して、年限なし。

など充実している!といって過言なしです。

福岡市は経済的な支援のほかに市が子育て世帯と直接つながりを持つことで保護者の孤立化や虐待を防ぎたいとしています。

所得制限は設けず、対象者は3万8千人程度を想定。

本予算は会期末の3月16日に採決され、可決・成立する見通しです。

 

 

福岡市は「子育てに優しい街!」と言い切っていいと思います!