いま通っている歯科は
先生はきっと私と同年代の
とってもチャーミングな男性で、とにかく誠実。
担当衛生士は決まっていて
とても実力がある人で
私の様子をよく知ってくれているし
コミュニケーションもばっちり。
それでも、診療台に座ると緊張するし
麻酔のときはドキドキしてざわざわする。
過去の経験があるから。
もともと
歯の治療に全然恐怖心はなく
子どもの頃からどんな音も振動も平気だし
麻酔にも抵抗はありませんでした。
けれど、30代になったばかりの頃
麻酔で脱力したことがあって
それが
迷走神経反射だったのか
アレルギーだったのか
よくわからないまま、月日が過ぎていきます。
そこからたぶん6年か7年経った頃
詰め物が取れたので治療に行きました。
前回とは別の歯科で
麻酔で気分が悪くなった経験を問診票に書いて、口頭でも念押し。
けれど
何回めかの治療中に突然
身体の力が抜けて血の気が引いていくーー。
「えっ先生、麻酔打ってます?」
「えっ気分悪いの?」
「はい、とっても...(グッタリ)」
寒いので膝掛けをもらって
それでも震えるので
お湯をくださいと言ったら熱湯をくれて
半分麻酔の効いた口が火傷したのは、いまでは話のネタになっていますが
この一件ですっかり麻酔が怖くなってしまって。
いま通っている歯科では
これまでの経緯や私の気持ちを理解したうえで
麻酔のたびに気遣い
常に優しく声をかけてくれて
本当に安心してお任せできています。
何事もなく麻酔を終えて
大丈夫を積み重ねて
でも
毎回ちょっと緊張するのはなぜだ?
信頼して安心しているはずなのに?
今日、治療台のうえで
当時の気持ちを振り返っていたら
・具合が悪くなったときの不安と恐怖
・断りなく麻酔をしたことへの怒り
それに加えて
自分が個として尊重されていなかったと感じて
私、悲しかったんだな、と
いままで気づいていなかった感情に気づきました。
伝えていたのに
叶えてくれなかったこと
(→先生も忙しかったから仕方ない)
気分が悪くなってから落ち着くまで
診察台でひとりだった
(→ほかの患者さんもいて忙しいだろう)
「その日の体調とかでたまにあるんだよね」と
私への気遣いの言葉がなかった
(→結局しばらく休めば大丈夫だったんだから)
そっかー
不安、恐怖、怒りのほかに悲しみもあったのか。
自分の気持ちを抑えようと(理由をつけた)ことにも納得いってなかったんだな。
この悲しみが潜在意識のなかにあって
私をドキドキさせてたのだろうか。
『あのときの自分、悲しかったのに
気づいてやれなくてごめん』
そう気づいて認めたら
なんだか麻酔への不安がキラキランと昇華していったような…気のせいか?
次回緊張するかどうか、楽しみにしようと思います。
次の予約が来月で、もう3月!!
4月の予約も取ってきたしね、春に近づいている気がします。


