イチジク
北海道育ちの私には
縁のないものだったけれど
27年前
北海道から関東に引っ越し
ある日出会ってから大好きになりました。
今年は
「イチジクの甘露煮」
なるものを知ったのですが
甘露煮というと、なんとなく
「コンポート」よりもおいしそうに感じる日本語の魔法。
東北地方では
昔からよく食べられているものなんですね。
山形ではごはんに載せて食べる
というのを読みましたが
食文化の違いって、本当に興味深い。
自分が作った保存食が
一番信用ならないので
普段はあまり作らないのですが
「甘露煮」という言葉に誘われて
秋田の北限のイチジク
(ホワイトゼノア)
1kgを2箱買って
作ってみることにしました。
レシピを検索して
いろいろ参考にして
参考にして
参考にして
最後はテキトー
砂糖はイチジクの重量の1/4
酢と醤油を少し入れて
弱火でゆっくり煮る。
熱々を瓶に入れて
脱気もして
蓋がぺこんと凹んだけれど
それでも自分が信用ならないので
冷蔵ではなく冷凍してしまいます。
この冬は
甘露煮+チーズ
(ゴルゴンゾーラやフレッシュチーズ)
甘露煮+バニラアイス
楽しめちゃうー、うふふ。
甘露煮ひとつで気分がいい。
霜がおりて
そろそろ初雪とも言われていて
いよいよ長い冬に入りつつあります。
寒いのが苦手なのでつい
「あーあ」と思ってしまうけれど
同じ時間を過ごすなら
ブツブツ言うよりも
きげんよく過ごした方がいいよね。
楽しみをたくさん作って
「冬もいいもんだ」と言えるのが目標。