家に入って
一番最初に目にはいる場所
視線が集まりやすい場所を
「フォーカルポイント」といい
ここで部屋の印象が決まるのだそうです。
部屋の形やドアの場所によって
それぞれ違うけれど
わが家では
玄関を入って靴を脱ぎ
リビングに入る時に見える
この方向がそうなのかなと思っています。
柱は、入居時リフォームで外せなかった1本に化粧柱を加えて3本にしています。
写真だと柱が主役に見えるけど
実際にはそこまで存在感はなく
その奥のコンソールテーブルや鏡、植物に視線がいくように感じます。
リビングにあるもので
目立たせたくないのは
犬のケージやクレートで
リビングに入るときに
視線の死角になる場所に置いていますが
この屋根がちょうどいい物置き場になりがち
(ヤシ殻マルチの袋はいつから置いてあるだろう)
もしこれが
フォーカルポイントに置いてあると
「犬が主役のリビング」という印象になるのでしょう。
インテリア用語として
「フォーカルポイント」を検索すると
部屋を素敵に見せるとか
おしゃれな印象を作るとか
そんな言葉が目につくけれど
そういう目的ではなく
片づけの視点で考えてみれば
ここが片づいていたら
「散らかっている」印象が
だいぶ和らぐのではないかしら。
片づけの話題になるとよく
「どこから手をつけていいかわからない」
という悩みがあって
どこから始めるかは
もちろん人によって違うんだけど
フォーカルポイントから
やり始めるというのも
部屋の印象を大きく変えられていいのではと思います。
自分が帰宅した時に
一番最初に目につく場所だから
そこを主役に
片づけておいたら
たとえ
ほかが散らかっていても
イラッともやっとが軽減するんじゃないかなと思ったり。