以前も登場した、我が家の冬に欠かせないゆたんぽ。

 

 

これは昔の写真で

今はもうずいぶんとカバーが擦り切れてきました。

 

 

 

新しいカバー欲しいなー。

 →フリースじゃなくてニットがいいな

 →できればカシミヤだったら肌触りがいいな

 →色が淡いグレーがいいな(好きな色だけど洋服だと似合わないので、小物で欲しくなる)

 

 

そんなことを考えながら 「fashy 替カバー」 を検索したのですが、気に入ったのが見つからない。

 

じゃあ、作っちゃおうかなと。

裁縫は苦手だけど、欲しいものがなくて、それがどうにか作れそうなものだったならがんばれるのです。

 

 

 

 

夫の古いカシミヤベストを

 

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ざっくり切って

 

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適当に型紙を作って

(A4の紙がぴったりサイズ、それに入れ口の部分を足しました)

 

型紙の形に切って

どうにか縫って

 

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一枚のベストから二枚できました。

 

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縫い目は見せられたものじゃないけど、誰に見せるものでもなく、点数がつけられるわけでもなく、家族もなにも言わないし。

 

無計画に縫い始めるので、あれ?ってところがいくつもあって、どうにもならなくなって布用ボンドで補修してるとこもあるけど、形にさえなれば満足です。

 

 

 

 

このベストには小さなひっかき穴が数カ所あって、私は直せないしもう着られないねと言いつつも夫は積極的に手放そうとしませんでした。

 

まあ、時期が来れば手放すかなあと思ってしばらくクローゼットで眠っていたのを再利用させてもらうことになり

 

「使っていい?」と聞いたら快諾でした。

 

彼は私よりも「もったいない」とか「捨てたくない」という気持ちの強い人です。

形を変えて、その先また使えるなら=無駄にならないなら、と思ったのだと思います。

 

 

 

 

 

もう着られないけれど

 

好きだから

生地が気に入っていたから

思い出があるから

もったいないから

 

手放せない。

 

そんな方がいらっしゃると思います。

 

 

○年着なかったから手放しましょうとか

似合うものを着ましょうとか

頭では理解していても「でもな〜」と思いとどまってしまう。

 

 

次に使える方に繋げましょうという提案もあるけれど

 

それができない方には

形を変えて、新しく活かす場所を考えることもおすすめします。

 

 

今回のように裁縫で別の形に作りかえてもいいですし、

 

私なら、思い出の洋服を利用して写真立てや、思い出のものをしまう箱や、アルバムの表紙などをカルトナージュで作られることも提案します。

 

 

 

 

手放し方はいろいろあるんです。

決して捨てるだけじゃない。

 

 

どうぞご相談くださいね。