大寒の真っ只中、本当に寒い日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか?インフルエンザやノロウィルスなど、国内で蔓延しておりますので十分にお気を付け下さい。

ところで、皆さまご存知の方も多いかと思いますが、㈱船井総合研究所の会長で創立者の舩井幸雄氏が1月19日の22時01分にお亡くなりになられました。享年81歳という大往生でした。故舩井幸雄氏は2007年の春から体調を崩されていたようで、半病人から療養生活を余儀なくされていたようです。私もこの数年間で使わせていただいている財団法人SHIMA量子医学研究所(島博基医学博士)のテラヘルツ波のクウォンタムシール、詳細が記載されている書籍「分子と心の働きを知れば本当の健康法がわかる」を故舩井幸雄氏が<革新的ともいえる量子医学>と推薦されていたことは記憶に新しいです。


その書籍の中で実際に体調が優れないことを述べられていたこともあり、本当に体調が芳しくないんだな?・・・と私自身思っておりましたが、こんなにも早くご逝去されてしまうとは残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


故舩井幸雄氏は第一線の経営コンサルタントとしてご活躍されてきましたが、左脳中心の経営理論だけを提唱するのではなく、右脳とも上手に使いながらバランスを重視されてきたことは良く知られております。特に精神性にも造詣が深いことは有名で、物質性と精神性との融合を果たしながらも経営コンサルタント会社として世界で初めて株式を上場すること自体、普通の人間ができることではありません。物質性か精神性のどちらかを追いかけることは出来るにしても、この両極端のものを上手にバランスよくまとめながら経営をし続けていくとは本当に至難の業でもあると思います。そう意味でも大勢の人々に成長と変化を与え続けられた方と言っても過言ではありません。

故舩井幸雄氏、「いま、一番知らせたいこと、言いたいこと」の新年の冒頭にこのように書かれておりますのでご覧になられてみては如何でしょうか?

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201401001

この中では。。。
2014年は変化の年になるだろうと・・・・・。そして日本の政治は、ワンマンで、ばらまき型、インフレ志向の安倍内閣は、壊れる可能性が強いとも・・・・・。そして、現実に地に足をつけて考えてほしいとも・・・・・。
最後に、「いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。そうしますと、“あっ”と、びっくりするほど、自分のしていたムダに気づくでしょう。間違いも分ると思います。いずれにしましても、今年こそは、地に足のついたよい仲間をつくり、仲間間で助けあい、地道に生きてほしいのです。一人ではムリだと思います。いまさらスピリチュアルやおいしいものに夢中になるという時ではありません。 ぜひ生きるのに必要なことに今年は全力投球をしてください。ただ、将来への夢と希望は忘れないようにしてくださいね。これらは大事です。いま半病人の私は、直感が冴えています。」という内容で締めくくられております。


私も震災後、これからの人生どのように生きていくべきか?という答えが見つからないまま過ごしてきましたが、「地に足をつける」という意味がようやく分かり始めたところです。
まさしく、2014年の甲午に相応しい変容と変革をするための第一歩として、この言葉がしっくりと当てはまります。


また、故舩井幸雄氏の遺言ということで「2020年東京オリンピックは不可能?」という内容が記されておりますので、こちらに記載したいと思います。

→2020年 東京オリンピックは不可能(?)
「いま日本中が2020年の東京オリンピックで湧いています。それには、いま世界中で時の人になりつつある安倍晋三首相の働き(?)がおおいにあったのです。私はテレビで、はっきり見、そして聞いたのですが、オリンピック委員の1人から「放射能汚染は大丈夫ですか?」という質問が彼に出てきました。それに対し、その場で安倍首相は「状況はいまも完全にコントロール下にある。健康被害はない。汚染は外に洩れていない。これは私が断言する」と言ってしまいました。私は幸か不幸か、理科系の人間です。未来のことははっきりとはだれにも断定できませんが、このくらいのことを言うのは、常識的には、首相の言とは思えません。多分、2020年までは、それは99%以上は不可能だろうと思えるからです。ウソをついて、しかもこのウソは世界中のマスコミがほとんど知っている中で、日本にオリンピックを持ってきた……というのは首相のすることとして、はたして正しいのでしょうか(?)絶対にまちがいです。政治家はウソをついてもいいものでしょうか? そんなことはありません。これは、とんでもないことになると、あの時に思いました。技術発展のスピードがどんなにすごくとも、チェルノブイリの例を見ても、放射能汚染はそんなにカンタンに止められるものではないと思えますし、現にいまは手のうちようがない状態なのです。福島第一原発から東京までわずか250km、こんな危険なところ(?)へ世界中から人々に来てもらおうというのです。考えてみれば、10中8~9は、いまの状態ではこれは不可能だと思うのです。すでに世界中のマスメディアが、さわぎはじめています。これに気づかない安倍首相や安倍内閣、日本の官僚たちも困った人たちです。

結局どうなるのか?
2020年、東京オリンピックはやめざるをえなくなるのではないでしょうか?いまの日本のトップ層にいる人は安倍首相の方だけしか見ていないようです。しかもその人を超有能な人と思っているようにも思えます。それに、その首相が、世間常識では平気で「ええかげんなこと」を言う人のようですね。これは困ったものです。というより言語道断です。
私はこんな文章を今日は書きたくないのです。だれかそのうち、日本人も気がついて書くでしょう。しかし少しでも書いておかないと、しかも一刻も早く発表しておかないと、日本にとって取り返しがつかなくなると思って、あえて重いペンを持ちました。この安倍内閣の支持率が高い。いま日本人の多くの人は安倍首相にたよっているようです。
しかし、今度のようなウソを平気でいう人であることも多くの日本人なら気がつきました。彼を万能の人と思っているのでしょうか?その場ごかしでは、これからは政治も経済も動きません。人から信用されません。オリンピックで、浮かれている場合ではないと私は思います。しかも彼はもっとも大事なところで、もっとも大事なウソを平気でつけるのですから、ごまかしようがありません。

日本人よ、もっと地に足をつけて生きましょう。
日本人は優秀です。アタマもよいし、よく働きます。どこでも安全、安心できます。平和なよい国民です。信義も重んじるし、礼儀正しい人たちです。しかし安倍首相は万能で、言ったことが全部実現するような超人とは、私にはとうてい思えません。その点、少し考えて国民全体が冷静になるべきでしょう。ここでもう一度、事態をゆっくり冷静に考えてみましょう。それは日本の放射能調査の現在の責任者の、科学技術面の第一人者の田中俊一委員長が、いまの状態を「むつかしい」と述べていることでよく分ります。この点では、安倍首相はオリンピック委員の前で大ウソを吐いたことになります。万が一、2020年にこの放射能問題が解決したとしても、あの時点での大ウソは、首相という立場と、時の人であることを考えると何とも言い訳ができません。もう言ってしまったのです。というようなことで、このことを日本国民は100%知っていると言っていいはずですし、これから世界的に知られていくことですから、常識的には「安倍首相は、目先だけを考えていい加減なことを言う人で、平気でウソも言う人だ」となります。しかも首都圏は福島第一原発から近いのです。ここに何千万人もの日本人が住んでいますが、これらの人々に国として今後、どう対処するかも考えねばなりません。いまの段階では、とうていこのようなところへ世界中から多くの人をオリンピックだと言って呼ぶことは常識的には不可能だと考えておいた方がよいと思うのです。2020年までは後7年しかないのです。ここは日本人が冷静になって常識にしたがって考える方がよいし、行動の準備をするべきだと私はあえて言いたいのですが、私の言はまちがいでしょうか?安倍首相が超人で、「何でも彼の言うようになる」などというたわごとはこの辺で日本人全体も、「アタマのよい常識人」として考えるのをやめるべきではないでしょうか?

この辺で、私のこの文章の重いペンを置くことにします。
日本人は平和好きで、すばらしいアタマのよい国民ですから、ちょっと冷静になれば、私がいいかげんなことで、こんな書きたくないことを書いているのではないことにお気づきになるでしょう。ともかく「2020年 東京オリンピック中止」というのは大変なことです。が、いまは浮かれて喜んでいるような状態ではないこともたしかです。しかも、時の人の安倍首相が、これには大きくからんでいるのです。ここでの私の言が危惧で終ることを期待し、私の警告をこれで終ろうと思います。責任ある日本の首相であるべき安倍首相は、今後はどんなことであれ、ウソを言ってはなりません。特に時と場合を考えて、慎重の上にも慎重に行動してもらうべきです。と言っても、もうおそすぎるような気がしますが、あえて安倍首相にも今後のこともあり、忠告をしておきたいように思います。
どうぞ日本人の皆さん、冷静にお考えください。」と・・・・。


何度も何度も「地に足をつける」という言葉が繰り返されておりますが、私もこのことから大きな「気づき」を得ることが出来たのです。本当に気づかせてくれて感謝申し上げます。ありがとうございます。皆さんもご自身の内面に問いかけて「気づき」得られることをお勧めします。2014年、自ずと進むべき道が分かり始めることと思います。


最後になりますが、故舩井幸雄氏の集大成の著書が昨年末に出版されました。

ご体調が悪い中での執筆は出来ないといだったようで、40年以上、400冊以上の本を書かれており、その中で20冊以上の本から抜粋し、時代時代に相応しい言葉のアンソロジー(複数の作品をひとつの作品集としてまとめたもの)を出すことになったとのことです。




その本がこちら・・・・。「未来を変えるクセづけ」というタイトルです。まさしく、故舩井幸雄氏の金言集でもあり、成功の法則や本物の生き方が書かれております。


カテゴリーとしては、「良い会社の条件」・「伸びる人のクセづけ」・「ツキを味方につける」・「宇宙の原理、世の中のルール」・「良心に従い、包み込もう」・「すべては必要・必然」・「本物の生き方」という7項目から成り立っております。

本を読み進めていくにつれて、はっ!とさせられる内容が多く、一言一言心の奥に響くのが分かります。すべての項目はご紹介できませんので、一部本から引用したいと思います。


○自分に起こることは自分が源泉
自分に起こることは、すべて自分が源泉だと考えています。そう思えば、状況を変えるには自分が変わればいいだけですから、すぐに対策を考えられます。

○おもしろくないことには必ず理由がある
おもしろくないことには必ず理由があり、それは自分自身に根本原因があることが、今では分かります。そして、感謝できるようになると、いつのまにかおもしろくないことは消えていました。

○どんな出会いにも感謝する
自分の好きな人ばかりではなく、嫌いな人も相性の悪い人も、すべてをひっくるめて、今の自分を形作っているので、どのような出会いにも、感謝することです。

○物事が急速に展開するとき
心から感謝できる心境まで到達すると、物事は急速に展開するものです。私の経験では自分にとっての本当の必要性が理解できて初めて、素直に感謝できるようになります。

                               などなど・・・・・。


やはり、“感謝”というキーワードが多く出ているのも頷けることで、最後の引用文にもありますように、感謝、感謝と口では言ってもなかなか心からの感謝はできにくいものなのです。

私も今までは感謝・・・・分かったつもりでしたが、この数カ月の間での自己の変容の途中から、やった感謝ということが心から、身に染みて分かることが出来たのです。

故舩井幸雄氏も闘病されていたこともあり、病気は誰にとっても嫌で悪いことのように思われるが、病気のお蔭で非常に多くのことを学ばれたと語っておられます。病気にならなければ気づけなかったことを、沢山気づくことができたということを・・・・。
そして、病気は辛いことだけに、人を謙虚にし、生き方や考え方を変えさせてくれるありがたいものに思っているとも・・・・。

2014年、徹底的に地に足をつけて、現実的に確実に一歩一歩自分の人間性の向上を目指して歩んでいきたいと思います。