アメリカが金利を利上げすれば日米の金利差が開くことになり、アメリカドルの価値が上がるので円安になると言われています。
では、いつ利上げがあるのか検証してみると、金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)の中心メンバーであるイエレン議長、フィッシャー副議長、ダドリーNY連銀総裁が利上げに前向きな発言をしているので、アメリカ金利の利上げが近づいていると受け止められて、ドルが買われ円安方向に向かったものと思われます。
しかし、先週末の雇用統計の発表を受けて早期利上げ観測が後退して、ドルが売られている状況にあります。
本日は、午前に予定されている黒田日銀総裁の講演での発言内容にも注目したいところです。