画像は、
頂き物の、夙川のクッキー
閑静な住宅街にあるお店のお品物みたいで。
良いものをわざわざ取り寄せてくださり、
ご近所さんに、とても感謝しています。
子供のことでご迷惑をおかけしているのに、
ご近所さんたちはお優しくて、
このエリアが大好きです。
だから都内に移住できません…。、。、
さて!
神奈川県立特別支援学校、高等部肢体不自由部門に、
昨年入学し、
恐ろしい現場を見た、教育のない日々。
地域の横浜市立小中学校の、個別支援級に在籍し、交流で教科学習などもしてきた息子には、
とても苦しい毎日でした。
不登校になり、話し合いましたが、
「同級生がおむつを変えてもらうのをみるのが、ここでの授業」
なる言葉を、学校長からもらい、
その後も親子を苦しめる圧力に苦しめられ、
どうして障害ある子供に、
一般的な教育を求めることが、
特別支援学校では悪なのか、
本当に、苦しんだ毎日でした。
今年受験し、神奈川県立高校に入学。
ちなみに、
特別支援学校高等部の合否は早く出ます。
神奈川県立特別支援学校の合格を押さえつつ、
神奈川県立高校の受験が可能です。
我が子の場合、
特別支援学校高等部に在籍しながら、
神奈川県立高校の受験が可能でした。
押さえ校のない受験はありえませんよね。
中学校からは当初、ダメと言われていましたが、
よくよく調べてもらうと可能でした。
私立校にも進学できない肢体不自由児ですので。
押さえ校のない受験なんて考えられませんよね。
公立で押さえ校を作り、
公立に進学できます。
さて、入学後、
これまでの横浜市立学校で受けた義務教育と違い、
高等教育になりますので、
神奈川県立高校では、
高校の一般教諭によるトイレ介助は支援の対象外です。
介助員にトイレ介助をしてもらう原則があり、
介助員がいない間は、
母親である私か、
まさかの、
管理職の先生の、多大なご厚意に甘えることに。
入学後は、私が登校後に待機していました。
とても素敵な男性支援員さんが見つかったのちは
全てをお任せできていましたが、
なんと、、夏休みに入る前日に退職されたんです。
その理由は、
夏休みいっぱいは契約解除され、
給料がでないため
男子高校生の、肢体不自由児を介助できるのは、
ご高齢ではない男性のみです。
重度肢体不自由の割に比較的体格が良いので…。
身長165センチ、体重は50キロに満たないくらい…。
月額報酬は約16万円だとか。
安い上に、負担が大きく、
さらに生徒の休暇中は報酬ゼロ。
学校の事務手伝いをさせてくれたらいいのに。。
無報酬だと、生活が厳しいですよね。
定年後のキャリア形成にもなりませんし。
神奈川県は共に生きると言いますが、
ぜひ、県立高校の介助員のこの点を変えていただきたいです。
先生方はとてもお優しくて、
なんとかしようと、今も探してくれています。
そもそも先生方の仕事内容ではないことなので、
御負担をおかけしたくはない保護者の責任感が、
学校で待機せざるを得ない、という気持ちにさせます。
憂鬱です…。
悪いことに、夏休みに入ってすぐ、
なんと契約している放課後デイサービスも、
「男性スタッフが二名退職したので、
トイレ介助ができなくなりました。
ですので、みつかるまで利用できません」
と、ラインでご連絡が。
あり得ないです〜
トイレを催すことが当然あるため、
お留守番をさせても、
せいぜい3時間で自宅に帰るような夏休み。
心は高校生ですので、
「買い物とか行ってきてー!」と、
私の外出を息子から勧められ…、
いない間のSNSとYouTubeタイム満喫…。
なにかあれば、連絡をしてきますし、
私の連絡にもFaceTimeやLINEで答えます。
が、トイレに今行きたい!と言われても無理ですので、
3時間のみ限定の、外出です。。。、
※ちなみに、息子は自宅の住所電話番号、
私の携帯番号、自分の携帯番号、状況把握等など、
全て答えられますので、
お留守番は普通の高校生と同じとご理解ください。
神奈川県立高校の、肢体不自由生徒の介助員待遇を
ぜひ変えていただくか、
または、
神奈川県立特別支援学校の先生を、
県立サポート高校に任期付きで配置し、
互いにとってインクルーシブな学びの場になることを
提案したいと思います。
特別支援学校の先生は、
インクルーシブな学び場を知りませんし、
県立高校の教員は、倍率が高く、
気になるけど、受け直すのはちょっと…という先生方。
だったら、任期付きで
教員の学びのための配置をしてもらい、
肢体不自由になれた、特別支援学校の先生が、
インクルーシブな学びを経験したのちに、
それを特別支援学校の肢体不自由生徒の学びに活かしてもらえたら、
なんて素敵なことかと思うのです。
特別支援学校で、重心サポートに回らされている
軽度の肢体不自由の生徒さんたちのためにも、
彼らが進学できるはずのサポート高校のリアルを
経験してもらうことで、
先生が生徒のより良い進路を提案できるはず。
特別支援学校の先生を、県立サポート高校に配置し、
任期付きでインクルーシブ教育を学んでもらいたい。
そして、その経験を活かしてもらいたい。
どうか、神奈川県、よろしくお願いします!