一週間が終わりました。


もし、子供に付き添っていなければ、

なぜ我が子が下校後にこんなに表情が暗いのか

理由を知ることはなかったでしょう。



肢体不自由の子がサポート高校で学べない場合、

特別支援学校に行くことになります。


※ 神奈川県立サポート高校がバリアフリーではなかった


神奈川県の横浜市立、または県立特別支援学校の場合、

大学受験か専門学校に進学する「一類」生徒以外で

会話可能だけど学習に遅れがあるレベルだと

(小学校から不登校で学びなおしが必要なレベル)

「二類」となりまして、

二類はどうやら教科学習は1日一コマ、30分のみ。


しかも、その時間には

「先生が授業準備や指導計画を練る時間」も込みでした


(学年相応、公立中では中の下のレベルがないと、

一類にはなれません。学校から許可されません。

肢体不自由の学びを奪っていますから、ひどいですよこれは)



肢体不自由の能力を生かすために特化したような授業は

皆無のようでして、

どこの支援学校肢体不自由部門は

職業についてもほとんどが「療養」のため、

なぜか肢体不自由なのに

「アート」「陶芸などの工作」「清掃」等々の

知的障害部門と同じになります。


今ある能力を生かす指導はありません。


他校さんで入力作業があるところもありますが、

のんびり、のんびりさせますので、

時間内にやる、など、授業にメリハリはありません。



(ホームルームが登校下校時にいつも延長されて60分ほど。これは医療ケア児や重心の子のケアに全ての先生たちが対応するためです。我が子のように会話可能で自分のことが多少できる生徒は、この間ずーっと座って待機します。2か月もしたら「この(待機)生活に慣れます」とのこと。慣れたくもありませんね)


※登校時間は9時ですよガーンガーンガーンガーン

全てずーっとずーっと、待機時間なのです。



これから毎日、学習は一コマのみだそう。

ありえないです。


※歩けさえすれば、通信制高校、サポート高校があります



知的な遅れ、

年齢相応ではない知識など、

教わる機会もないのに知るわけない!


と、個別級、そして、今は特別支援学校など

校内を毎日みてきた私は思っておりまして、



障害児への教育は、

能力を生かして伸ばす教育機関ではなく、

主には「預かること」が目的の養護施設である、

と思いました。



変化があるまで付き添い登校をやめませんが、

こんな悲劇があるのかしら、と感じます。



ひとつ、とても感じるところがありまして、

公立小中学校、私立中高、特別支援学校を

経験した母としての経験ですが、



偏差値が下になればなるほど、

授業中なのに、来校した保護者がうるさすぎます。


子供の学習環境に興味がない層なのですね。

ハイレベル私立中高ではありえません。



先日、保護者会がありましたが、

ものすごく賑やかになりまして、

なにごと?と思いましたら、

体育館で保護者会を終えた保護者らが

教室を見に、校舎を上がって来たのですね。



まあ、賑やかすぎて、

子供の叫び声もかき消されていました笑い泣き



服装も独特ですね。

保護者会での服装、

これは個人の自由なのでしょうが、

一般的な感覚ととても異なります。



子供達が授業中なのですから、

本来は気が散らないようにしていただきたいですが、

そこに配慮が全くないのです。



これでは…

彼女たちのお子様へのご家庭教育も怪しいなと思いました。



公立中の授業参観日も似たものでして、

小学校の時は、中学受験のお母さま方もいて

多少静かさが維持されていましたが、

公立中になると半分中学受験組が抜けまして、

ヤンチャ層が増えるんですね。



そうすると、授業中なのに

お母様方が廊下で喋りまくるわけですよ。



先生方も怪訝そうに。


ですが、

お話に夢中なお母様方はその目に気づきません。



公立中、特別支援学校となると、

子供中心に物を見ず、

ご自身中心に行動してしまうお母様方が増えるのです。



子育てはお母さんの「母業」の技量が出るところ。



高偏差値帯、そして公立中、特別支援学校。

私が、特殊な子育てを通して見えたことでした。