入学式当日、悲しいことが。


なんと、唯一の理解者だと頼っていた教諭が

飛ばされていたのです。えーん


長年いらしたから危なかったかもしれませんが、

めんどくさい親子が信頼した唯一の方だと理解し、

敢えて飛ばしたのだと推測しています。



そしてそのポストに着任していた教諭が、

車の乗降場所の初対面で、色々と嘲笑うのです。


こんな方はなかなか教師には過去に存在せず…。


しつこい視線が私の上から下までの服装、

耳につけた宝飾品、

持っているカバン、

車、

とにかくじろじろと物のチェックをはじめまして、

感じ悪いなと思っていましたが、

カバンについた小さな名前をみて、嘲笑。

これには驚きました。


エルメスじゃないから?笑い泣き笑い泣き

10万しなくてごめんね〜。

大したブランドでもなく笑われた感じでした。

(上の子達が私立中高と知っているから?お金持ちだと思われてた?)



これまでの中高一貫校や、現在の医学科にも

人の持ち物をまじまじとみたりする失礼な人はいません。


教師がこんなに品定めするなんて、

初対面なのに大変感じ悪いわ、

普段、私の周りにはいない人、

そんなふうに思いつつも、介護はありますから、

車から降ろして移乗させていたんですね、

その教師からの熱い視線の中。


主任教諭が交代していたので、

大事なことを確認しなきゃと思い、

少し社交辞令の会話をしたのちに、

「教科書はありますか?」と聞いたんです。

すると、

「ありません」と。ガーンガーンガーンガーンガーンガーン


「英語は少し教材を使いますが、その他の教科は希望により問題集や参考書を買ってもいいです」

「他の子と共に学びます」


は?話が違うじゃないですか…。


基本的にサポート高校と同じ教科書を使いたい、

国語は毎日読むことを進めたい、

そんな話をしていたはずでしたが、

「教科書は使いません」と笑顔で笑って答えた

と、その品定め教諭。。。


なぜ、否定する回答を笑顔で言うのか、

そう言う方はたまにいますが、

まさか我が子の教師がそんな人。


その後も我が子にとって怖いことを

笑顔で答えるその教師…。えーんえーんえーん


ここでは勉強できません。


入学してはいけないところに来てしまった、

そんな思いしかなく、息子も絶句して、「嫌だ」と。



入学すべきか悩み、、

でも、この人だけの偏見かもしれない、と、

とりあえず入学式に参加しようとするも、

どこに行くべきか案内がなく

5メートルほど進んでは、

「どこに行けばいいですか?」と質問する羽目に。


入学式までの流れや、

その後の流れ、どこの部屋でやるのか等々

何も教えてくれず、、戸惑う姿は

何もできない子のように写りました。


起立!

着席!

で育った環境から、

「立ちましょう」

「座りましょう」の環境へ。


また、全ての言葉が突如

わかりやすく幼稚園レベルに下げられ、

戸惑う我が子…。


社会に出た時に、幼児語でわかるでしょうか。


子育ての最中に、言葉を変えませんか?


小学校個別級で指導力ある先生がいましたが、

「言葉遣いは普通に」を徹底していまして、

時に教室から駆け出すようなどんな重い子でも

状況で「起立」「着席」くらい覚えるんですね。


先日グループホームの管理者さんも、

特別支援学校で社会的常識を学んでこなかった方々を

一から教え直すのが大変と話しておられました。


結果的に社会に合わせて行かなければいけないのに。


小学校一年生〜高校三年生までいますが、

普通の物差しだと小学校低学年のままのように感じました。



事前の説明は一切なく、

不機嫌で無言な教師の怖い顔で誘導され、

バタバタと準備されている最中の体育館ドア前で待機。



思わず、「ここじゃなくてよくないですか」と私。

少し下がった廊下に、私が息子を誘導しました。



終わったらこのように退場します、など説明ゼロ。

新入生が揃っての入場、退場なしの入学式。



普通の子育てをしてきた私には初めての経験です。



校歌も違和感がありましたが、

その後、新任の先生も

「ちょっと校歌が幼稚園みたいでしたね」と、

普通の少年として生活してきて

この空間に違和感しかない息子に同情してくれて、

本当にありがたかったです。



同じ思いを抱いてくれる人が近くにいることは

とてもありがたいことです。



これの何が違和感なの!と、反感しか持たない教師より

確かに君には違和感だよね、と感じてくれる先生が

今後もここにいればそんな経験しかしない生活で、

なぜ息子の顔が暗い顔なのか察してくれるでしょう。


主任教諭は、下校時の昇降口に来て

息子に渡し忘れていたらしい

できたばかりの生徒手帳を私に見せ、

「これ渡した方がいいですか?それとも…?」と

言っていたくらいでしたから。

「それとも」の先は「入学をとりやめますか?」

であるのはわかっているので、

教師が生徒へ生徒手帳を渡し渋るというのもなかなかない光景でした。


そんな言葉よりも前に、

改善できることをすぐに考えて欲しかったですが。

やはり、長く特別支援学校に在籍しているだけで、

教育者としてはプロではないみたいです。


主任ではない、着任したばかりの先生方のほうが、

鬱になりそうな友達もゼロの目の前の学校生活から、

1人だけ少し取り出してくれるかもしれません。



通信制を選択する、同じ身体状況の子供の気持ちが

強くわかったように思います。

いや、わかってはいたのですけどね…。


毎日、親子だけの生活は望まずここを選択したので、

1人でもいいので、

エレベーターが高校にないからここにしか来れなかった

そんな事情ある生徒の気持ちに寄り添ってくれるような

先生と出会い、語り合って欲しい

そのように、これから1ヶ月は我慢したいと思います。



それでもダメなら中退するつもりです。



我が子の心が死んでしまう前に。



特別支援学校初日では、

「保護者の教室付き添い不可」とのことで

教室から追い出されました。



これにも違和感でして、

子供が傷つけられることがあってはならないので、

しばらくダメでも、今後は付き添うつもりです。


あの教師からのいじめがありそうな予感…。


子供の人格や、幼い言葉遣いへの違和感を

真っ向から否定する言動が教師からありそうなので

そんなことがあってはならないと思います。

(それくらい、現在、教師に信頼が置けません)



「教科書を使った学習をしたい」

「参考書じゃダメですか?」

そんなやりとりが続いていますが、

これまで個別級で教科書を使わず、

指導計画や目標もない指導をみてきたので、

やはり教科書はあるべきだと思っています。



また、翌日の学習計画、予定も存在せず、

ホームルームで何を予定されているかもわからず、

ただ預かりが目的な学校である不安が強くあり、

「予定を子供に教えてください」

「配布物は子供に説明して渡してください」等の

教育上の常識から先生に伝える必要があり、

これまでの個別級より、指導方法を細かく先生に教えていく必要性を感じています。



この週末は、我が子への指導、対応方法を入力し、

翌週に提出するために忙しくなりそうです。

(嘲笑されるだけで、守ってくれるかはわかりません)


ですが、過剰な支援を受けすぎると、我が子が自立から遠のくのです。



おかしいですよね、就労に向けて指導するはずの学校が

手順も知らせず、過剰な支援をして、

自立を阻害するのは…。



肢体不自由の子の就労場所はないので、

私が作りますから、

今後、親が就労体験に付き添ったりするより、

一般的な高校生と同じ、勉強メインの一類にして、

教養面を伸ばして欲しいと願っていますが。



全く考えが合わない学校への入学は憂鬱すぎます。



特別支援学校の教育とはどんな感じか、

これまで地域の学校を9年間みてきた私からの

率直な感想でした。



私と同じように感じておられる、

別な特別支援学校の先生とメッセージで愚痴り合い、

メンタルを少し持ち直した私でした…。


中にいる人も学校へ違和感を持っているのに、

中身が変わらないのは管理職のせいだそうです。



特別支援学校管理職は

特別支援学校しか経験していません。

外の世界を知らない人がずーっとそこにいるので

変えたくないのですよね。



なんとかしたいと思います。

子供のために。