もうすぐ中学校を卒業する、
車椅子の我が子。
小学校、中学校と地域の学校の特別支援学級に在籍、
そのため、
手の代わり、目の代わりになってくれる
生活支援員さんの時間数が割り当てられています。
これは、個別支援学級に在籍する障害ある子のうち、
より手が必要だと思われる生徒に、
サポートとして支援員さんの時間数が予算のうち割り振られます。
我が子が小学五年生の時に、
肢体不自由児のみ、最大時間数が割り当てられるようになり、
例えば交流級で学びたい時に
支援員さんに付き添ってもらい、
教科書めくりや教室のドア開け、
場所の確保、移動サポート等々、
学校生活におけるサポートを「毎日」してもらえます。
ただ、支援員さんが見つかるかどうか。
(私は自分で見つけました)
学校のホームページ、または自治会、もしくは
横浜市支援員事業のホームページなどから
募集をかけていますがなかなか見つかりません。
時給も500円、+交通費と、ボランティア。。
支援員さんの考えと、
児童、生徒、もしくは保護者の考えが合わず、
個性が強めの支援員さんだと、
「障害なんだからできなくて当たり前」
「交流にわざわざいかなくても」
「体が不自由なんだからやらせるのは可哀想」
などという、
過剰な支援、または障害児教育への偏見などがあり
軋轢が生まれたこともありました。
そんななか、我が子の支援員さんで、
障害者グループホームで働かれている方がいまして、
小さな頃は色々と私の考えと合わず、
少し摩擦もあったこともありましたが、
その方も私も、「話し合う」タイプのため、
私の思いを尊重してくださり、
また、その結果を見て、
ママも○さんも本当によく頑張った!と、
涙を流して下さるように…。
できない時に、すぐ助けずに待つ時間が必要、
先回りして助けすぎてはだめ、
何をして欲しいかもっと伝えないと損をする!
等々、グループホームで見てこられたご経験から、
我が子が将来損をしないように、
厳しく接してくださいました。
9年間も関わってくださったなんて…。
今週で最後の日を迎えることとなりますが、
泣いてしまいそう…。![]()
小学校卒業のときに、
三人の支援員さんそれぞれにお渡ししたお品物。
今回は我が子の支援員さんはお一人のみなので、
(弱視級をとり、教員を足したため)
9年間の想いをこちらへ…。
私は自分でそうそう買わない、
バカラのイヤータンブラー。
私なら嬉しいけれど…、
支援員さんも気に入って下さるといいな…。
今年まで、本当に長い間お世話になった、
感謝の気持ち…。
そしてこれからも、地域でお会いできることを楽しみにしつつ…。
私の母より、息子をよく知る支援員さんは
私にとって、とても大事な方です。
この素晴らしい出会いに、心から感謝…。
ありがとうございます。

