画像は、

今年も初詣にお祓いに伺いました、

寒川さんの神塩ですウインク

いいことありますように〜。


さて、以下…乱文+長文になりすみません。。。

↓↓↓





エレベーターもなく、バリアフリーでもない、

神奈川県立のクリエイティブスクール。


車椅子でも歩行可能な子は過去に在籍していましたが、

我が子ぐらい肢体不自由が重い子は初めてとなり、

やはり危険が多すぎて…

泣く泣く「今回の出願を」見送ることにしました。



県立高校の現場の先生方はお優しい方ばかりで、

何度も高校さんへお伺いしましたが、

このたび、断念する旨をお伝えするために行きました。


叶わなかったとはいえ、

先生がたなりにご尽力くださったお礼を、

直接申し上げたかったのです。



ここに入りたかった、我が子。


この学校へ入れてあげたかった、私。



クリエイティブスクールは、

教科試験はありません。

基本的に入学試験をパスすれば入れます。

入試内容は小論文と面接。



もちろん、我が子は劣ることばかりなので、

定員割れしていれば…、全員合格…(のはず)

もちろん合格率は上がります。チュー



苦手がある生徒だと把握している教師陣から

一から学び直せる学校。

「苦手がある子」だと認識して対応するよう

しっかりと職員研修するそうです。


ご家庭にご事情ある生徒さんもいらっしゃるようで、

朝ごはんも提供され、地域の方々が関わり、

キャリアコンサルタント常駐、

放課後に補習もあり、

校内に温かみが溢れていました。



ちなみに、県立高校教諭陣は試験も作成しているので

公立中と違い、指導力ある先生が結構いまして、

私のお友達も英検準一級の面接官を務められていたり、

県立高校の作問者であったりします。

(子供が受験学年だと関われません。大学教授も同じ)


そんな先生たちは、難関のほうの県立進学校から、

定員割れの偏差値お易し目の高校まで異動するため、

「偏差値低いから先生もちょっとね〜」

ということはありません。


これは意外とお話しするみなさん勘違いされており、

私個人の考えとしては、

下手な私立さんだと犯罪を犯した教師もくるけれど、

県立高校の場合、まず一定基準を超えた先生だろう、

とお答えしています。


これはなぜかというと、

偏差値がかなりお易し目になる私立高校ほど、

「先生がコロコロ変わる」

「主要教科の先生がパート」

ということが多いのです。


というわけで、我が子には

県立高校、クリエイティブスクールが良かったわけですが、「エレベーターができるまでは」見送ることにしました。えーん



ただ、地域と隔離された生活はかわいそうなので、

あらゆる方向を考えて現在検討、対策していますが、

目的があって、この高校さんへご挨拶に伺いました。



いつもお時間を割いてくださった先生が面談で、

「せっかくの出会い、これからも連絡をとりましょう」

「異動したとしても、(我が子の進学先まで)○くんに会いに行きます」

「なんらかの形で、ママの提案を実現できたら」



などと、おそらくできないとしても、、

(そう思うことで、心を守りたい私…)

お言葉だけだとしても…お優しいお声がけを頂き、

我慢できず、涙が出てしまいました。。。



「ママには色々と教えてもらった」

「このような苦悩があることを知らなかった」

「こんな生徒さんも本来入れるようであってほしい」



頂いたお言葉だけで、また泣けそうです。



定員が割れていたら2次募集もあるのでしょう、

「○月まで、まだ悩めますよ。」

とも仰って頂きましたが、

それを私は…我が子には伝えられませんでした。


先生はバリアフリーでない校内で起こりうる

肢体不自由の大きな危険をご承知されてませんし、

リスクを知らないことを責めるつもりもありません。


これまでの個別級でもそうでしたから。

高校の先は進学か就労。

なので私が進路を作るしかなく、

私が学校でずっと付き添うことはできなくなります。



最終的な目的は自立。

大学を出ても働けないのは意味がないと思います。

学歴にこだわることなく、

できることを探し、幸せになれる場所にいさせてあげたいです。


発達障害があって大学生です、

それでも大学に入れました!

とブログに書いてある発達障害の保護者の方もいますが

早慶を出ても、コミュニケーション力がなければ

就職は厳しいものです。

最終的に本人が自立できたかどうかが全て。

大学云々ではないと私は思います。

奨学金で大学に行くなら、単に負債になるだけ。

国が悪い!とか言う人は違うと思います。


これを学びたい、就職はこれを考えている、

それを考えずに借金だけ背負うのはおかしいですよね。

高校の時に、我が子たちにそれをよく考えさせたものです。


本人が学びたいことが定まらないなら、

私は親として大学にこだわりはありません。

高卒はあげたかったかな?と、まだ悩みますが、

通信制ならいつでも入れるのかな??

とも思っていますし、

上の子さんから「特別支援学校で現実を知るべき」と

アドバイスも得て、参考にしました。


車椅子は校内でオンリーワン、特別な存在、から、

皆が車椅子、機能訓練がある世界へ。



このたび、補装具自己負担も所得上限撤廃される検討が始まったニュースがあると、

ブログ内のお母様にお教えいただきました。

そうであれば、校内で壊されたものも、

公費助成を受けたものであれば、公費で修理できます。


(学校の先生が業務内で故意でなく壊した場合)


これが公費でなく自己負担だと、

修理金額が高額になれば、どちらも恐々とするでしょう。


今後、「学校で使う補装具」に、

その心配がなくなるのは良いことですよね。



全ての学校をバリアフリーに。

どんな生徒も学べる環境に。


障害があっても、障害児として偏見で見ず、

どんな子にもなんかしらの能力があり、

それで自立できるよう促し、

一般的な教養は身につけられるように。



私の強い願いで、まだ現実ではなく…理想です。

学校の先生方にお願いしてきたことです。



特別支援学校と一般校で、教育内容に大きな差があり、

肢体不自由であっても、知的な部分を伸ばせるよう、

一般校と同じ程度の語学を学べる環境は欲しいです。



温かく見守ることが優しさではない、

教えればできる子だと信じて、

期待を込めて、厳しく指導してもらえること、

障害があっても、健常児と同じように教育してほしい。


特別支援教育に携わる多くの方には、

そう思う私が変みたいですが、

子育てを成功させる人や、

一部の先生方は思いに同意してくださり、

長きにわたり、応援してくださることに感謝です。


そんな思いが広がりますように。