リハビリ通院で、月に何度か電車を利用しています。
田園都市線を利用するのですが、
青葉区は比較的穏やかでマナー良い方々が多く、
そこまでストレスはありません。
が、それより都内寄りになりますと、
空いているのに近づいてきては、
敢えてリュックを車椅子の子にぶつけてくる人、
車椅子の前に割り込んできて進路を塞ぐ人、
とある過去には、「混んでるのに車椅子が乗るな」といってきた人も。
先月は、乗り込もうとしたところ、
ホームと電車の段差で数秒乗り込むのに手間取ると
横からたくさん人が乗り込み、、、
なんとか乗ったものの、
車椅子スペースなんてたどり行けず、
そのまま私の背中にドアがついたまま、
発車のため、ドアが閉まりそうになりましたら、
なんと駆け込み乗車の茶髪の女性が、
私の背中に体当たりしてきまして…
私の骨盤と、車椅子の手すりがぶつかって強打
思わず、「痛い!」
と私の声が漏れたのですが、
その女性は、車椅子の足元部分の空きスペースを見て
「もっと前に行けばいいのに!」
と、吐き捨てたのです。
足元部分にはフットレストがあり、
そこには人はたてません。
なので、スペースがあると思い込む人が多く、
白い目は浴びたことはありますが、
骨盤強打させられた挙句、、
「もっと前に行け」などと、とんでもないその人は
「きっつい!」などと呟き、
ずーっと不貞腐れており。。
とても嫌な思いをしました。
電車で都内は嫌なのですが、
車で行くと駐車場も狭く、時間も倍かかるため、
仕方ありません。
昨日もリハビリ帰宅時は、16時くらいになっており、
ちょうど混み始めたところ。
乗り換えのため、乗り換え駅で降りて、
また乗り込もうとしましたら、
明らかに急行は迷惑なので、見送り、
次の普通電車に並んでから、乗り込もうとしました。
もちろんホームドアに車椅子マークがある車両で、
車椅子スペースがある場所でした。
車椅子が人に当たらないよう
そろりそろりと進みながら、乗り込もうとしますが
横からさっさと人が乗ります。
女子高生が、急に前に入り込んで、
我が子の車椅子のフットレストが当たり、
「痛い!」と睨みつけてきまして、、、
私は当ててないのに、、と悲しい気持ちで、
「あ、すみません」と腑に落ちないまま言いつつ、
もう、みんな乗ってしまえ〜と、見守っていましたら
みんな乗り込んだと思うと、なんと、
小学生二人が、待っていてくれるではないですか。
「お先にどうぞ」と、私がいつものように言いますと
二人は、頭を下げながら、
「いえいえ」と、両手を前に出して、
先にどうぞと、頭を下げてくれるのです。
なんて素晴らしい子達なんだろう、
感動で、感動で。。。
その制服は、某難関大学付属の
超難関小学校のものでした。
お受験を突破したお子さまたちで。
倫理観のあるご両親の下、
小さな頃からしっかりと学んできたお子様なのでしょう。。
上の子さんたちの私立中高によく末っ子と出入りしていましたが、
まず車椅子の前に割り込む子は少なかったです。
公立校にいますと、まず前に割り込む子ばかりです。
譲ってくれる子は少なく、
車椅子トイレの前にリュックが並んで使えない、
何度言っても、変えずにそこに置かれます。
これは仕方ありません。
(大変思いやりがあり優しい子も少数います)
我が子の送迎とそのまま保護者会にでた日は、
我が家の車の前に、
保護者やPTA役員の電動自転車30台くらいが並び、
車が出られなくなっており、、、
その重たい電動自転車30台余りを全て私が動かして、
ぎっくり腰になったこともあります。。。
車の前に自転車を止めちゃうモラルもどうかと思いましたが、
何度か先生が注意をしてもダメなので、、
今は「駐輪禁止」の看板が置かれましたが、
公立中にいる残念な保護者のカラーなのだと理解しています。
普段から車椅子駐車場に平気で止める人がいますが
その層の多くが公立校に来ていますから、
これは話しても無駄というもの。
仕方ありません。
私立の皆さまは驚かれるかと思いますが、
「車来校禁止」と記載していても、
授業参観の日に、車を見せたいのか、
レクサスやBMのエントリーモデルで来校して、
学校長無許可で、目立つ昇降口付近に駐車している、
そんなお父様方も、公立校にはいるのです
私もあまりのモラルのなさに驚きましたが…。
そして、それらの親と一緒にみられるので、
「車来校している」と白い目で見られて、
「ダメなのに車で来てる!」と、指差され
言われるのが、公立中ではとても悲しいです。
実は、学校運営委員会のひとりである地域の方が、
私が車で我が子を迎えに来ていたある日、
「もっと車を端に寄せられへんの?」と、
私にクレームをしてきた日がありまして。
我が家の車は左側から椅子が降りるタイプの車で
左側乗降のため、スペースを開けていたのです。
「車椅子が乗るので…ちょっと…」
と答えたのですが、
もっといけるでしょう!
私の車が止めにくい、
等々と血が上った状態でクレームされたので、
以降は、地域の偉い方であるその方が、
お止めになられたい昇降口から1番近いところではなく、
雨の日であっても、遠いところへ止めるようにしています。
その方は車椅子の子が右側から乗ると勘違いしていたようでしたが、、、謝罪も解決もありません。
校長より任期が長いので、何も言えないそうです。
大人なのに…残念ですよね。
地域の力が強い公立校は、
このように怖いこともあります。
(※優しい方も少数いらっしゃいます)
車椅子の子がいるだけで、
さまざまな理不尽な思いをすることが多いですが、
昨日は、素晴らしいご両親のもとに育った、
優秀な小学生が、ルール違反な大人たちに流されず
彼らに模範となる行動を示してくれて、
心が軽くなった私でした。
このようなお子様が、
将来、弱きものに優しく、
社会で活躍してくれるかと思うと楽しみです
子供の前で、大人が模範を示すこと。
ルールを守ること。
言葉で教えるより、説得力があります。
買うものしか触らない、
公共の場では静かに、走らない、
信号を必ず守る、
(公共交通機関)降りる人が優先、
間違えていたら謝る、
挨拶をする、
お礼を言う、
嘘をつかない、
住宅街で騒がない、
体の弱い方、車椅子や妊婦さんに配慮、などと
当たり前のことは私が示してきましたが、
子供がルールを守れないお家のほとんどは、
お母さまやお父さまの普段の姿勢が
そのままお子様にでているものです。
言葉より態度で示す、
親の背中をみて子は育つ、
育てやすい子に育てるためにも、
ぜひ試してみてください