毎年恒例、来年度教員確保への交渉です。
文科省では、
「知的」「弱視」「情緒」「肢体」の、
4学級が認められていますが、
横浜市では、
「知的」「弱視」「情緒」の3学級のみ。
肢体級は、存在させません。
その理由として、特別支援課では、
「肢体不自由の子が集まっては授業にならない」
とのことでした。
障害による区別と差別を教育委員会がしています。
そもそもですね、
「親の希望だけで、個別級か特別支援学校かきめる」
という前提があり、
「お子様が進学先を希望しているかどうか」は、
考慮されていません。
何が問題かといいますと、
「家庭教育はされていない、
自由に育った座学できない子が個別級に入る」
ため、
入学後は、座らせようとすると、叫んで暴れて、
教科書学習なんて、お子様も望まず、、、
物を投げ、校舎外へ走って逃げ、
追いかけていく教員が必要となります。
肢体不自由の子は、そんな子供から身も守れず、
親が学校にいて、我が子の安全を守ることになります。
一度、そのようなお子様のお母様に話してみたことがあります。
すると、
「個別級はこんなふうに座る必要があるとは思わなかった」
「そんなことは聞いてない!」
というではありませんか。
親子で入学前に学校を見学する、
その必要は考えなかったわけですね。
特別支援総合教育相談センターでは、
「転入してくる生徒は親子面談をせず、書類だけで済ませる」
ため、
「お母さんのご意向を尊重する」
ということでした。
その後そのお子様は数ヶ月、毎日永遠に泣き続け、
私は、「ある意味、虐待ではないですか?」と
聞いたこともあります。
子供の気持ちや特性を尊重せず、
お母さんの希望だけで、進路を決める。
座って学習の話が聞ける子を、面談で見るべきで、
好きなことをさせているだけでは、そこはわからない
そんな話を特総担当者と話したことがあります。
転入の際の子供に関する情報資料として、
教科学習を受けていたかは項目にありませんから、
とりあえず好きなことをさせて教室で託児していたら
大人しく学んでいた、という判定になるのです。
現場を見ているからわかるのですが、
この項目の必要性は、必ずあります。
なのに、現場を見ていても、見てるだけの人達には
何が審査に必要か、一切わからないんですよね〜。
その点、肢体不自由は、走って逃げませんし、
座学の教科では、発言もしますし、
補助具で工夫をすれば、授業は成立するのですよね。
筆記が厳しければ、iPadなどの補助具を使うなど、
本来教育委員会が教えてくれてもよさそうなのに、
一切、教えてはくれず…
障害の特性に合わせた、
特別支援教育を、教えてほしいのは親なのに、
肢体級は設置せず、
肢体ならば特別支援学校で「療養生活」とする、
これが現実でして、
インクルーシブ教育を望むなら
親が事例等を調べて持ち込む始末、という、
今までの日々なのです。
おそらく、学校に「託児」を求めているお母様は、
個別級のなかでは少なく、
学んで欲しい、と思っている方がほとんどです。
それが現実となって欲しいですが、
横浜市では、特別支援課が機能していません。
現場の問題を把握していませんし、
伝えたとしても、理解しようとしません。
どれだけ現場のことを話してきたか、、、。
なので、毎年、
「人員配置」について交渉が必要なのです。
校長にそれをして欲しい、
みなさまそう思うかもしれませんが、
実はなかなか権限が及びません。
「同じ教育委員会」の同僚、なので。
強くは言えないのです。
我が子はどうやら見え方に問題があるとわかりまして
だからやはり、バリアフリーではない場所の移動に
先生の目が必要だと感じました。
その目の問題が、
「弱視」に当てはまる、と知り、
弱視級設置に向けて、お願いしてみたのですが、
特別支援教育総合センター、弱視担当者は、
「横浜市では、弱視級はありますが
知的に問題がないことが条件です」
と、個別級に現在在籍している子のことを、
軽蔑的に表現しました。
ちなみにこの方は以前も問題発言があり、
担当者を変えて欲しいとお願いした人物で、
子供の教育のために考えることはなさらず、
ネガティブな発言ばかりで保護者を悩ませる方です。
肢体級は設置しない、
弱視があっても安全は確保しない、
教員は減らします、
肢体不自由のある子は支援員で対応します、
そんなお話しですので、
あなた、現場を理解していますか?
そこの事務所で働く方の多くは、
一旦何年か現場に戻って働くべきだ、と、
私は話しています。
特別支援教育の問題を知らない人が、
子供を見ないで、、
指導主事として偉くなるためにそこにいる、
保護者に対して高圧的に物を言う
中学生男子で、体重50キロ、
車椅子30キロ、
その子の移動支援を、支援員さんに任せる。
平日昼間に時間があり、お年を召された女性に支援をさせる。
支援員事業の時間数は肢体には最大数与えます。
その先の起こりうるリスクが全く予想できていません
強い交渉で人員配置を実現化したとしても、
また毎年、人員削減しようとするのです。
肢体級を設置せずに。
※学級を設置するということは、
「1人常勤の先生を増やせる」ということです。
肢体不自由は個別級になるべく入学させない
これは横浜市の方針ですから、
肢体不自由があって、お話でき学習もできる子で、
移動に心配がある場合、
都内に居を構える方がいいです。
まだ話し合い継続中ですが、
横浜市が肢体級を設置しないがために、
お金を払って弱視の重複障害認定を受けようと計画してますが、
個別級だとわかっていて、
「知的に遅れがないことが条件です」
設置に向けて必要書類を確認したいと電話したのに、
「弱視級の設置を希望しますかぁ?」
などと拒否の方向を示す担当者の態度には、
毎度呆れてしまう私でした。
幸い、知的な遅れの判定は公式に受けていません
一般級の勉強しない子より、
点数が高い教科もありますよ
きょうだい児さん曰く、
「公務員は法律で差別的な発言はしてはならないとある」
「彼女は明らかに障害者差別をしている」と。
特別支援に携わる「指導主事」が、
障害児差別発言なんて、とても残念です。
教育委員会との交渉で挫けそうになる保護者さん、
頑張りましょうね〜