個別級にお子様がいらっしゃるご家庭で、
「国語」はどのように学習しているか、
把握されていますか?
我が家では、個別級入学、小学校一年生の頃から、
毎日音読をしていました。
とは言っても、
カルテ上、重い障害のある子ですから…、
絵本の読み聞かせ、
単語のカードは幼少期より続けていて、、
でも、まだすらすらと三語文が読めず…、
厚紙で隠して一単語ずつ見せたり、
工夫しながら家庭教育していました。
上の子達の時、
小学生時期は毎日音読の宿題がありまして、
時折、「暗唱」もありましたが、
あれは大変よかったと思います。
末っ子の、リハビリの毎日ですが、
遠〜い療育センターから高速道路で帰宅し、、、
幼稚園や小学生の頃の上の子さんたちと話もしつつ、
ご飯を作りながら、聞いていました。w
音読カードにニコちゃんマークでサインをしたり、
ほぼほぼ、、
「シャチハタ押しといて」も多かったです。ゴメン
そんなこんなで、四季に合った内容で進む
国語の教科書は、
さすが、内容が良いので、今でも愛用しています。w
個別級に入学して、驚いたのは、
「教科書学習をしないこと」
まず、教科書を使いません。
プリントでしたが、このプリントも、
学習に合わせて段階的に計画されたものではなく、
適当なもの。。。
漢字のプリント、読解のプリント、
各種ありましたが。
本当は、私が思うのに、
国語の教科書に沿ったものが良いはずなのですが、
国語の教科書に沿った漢字や簡単な読解プリントは、
全く、、、未だに学校にはありません。
教科書に沿った内容で適当に作ればいいのに…。
何年か使いまわせますよね…、毎年…。
なんて思いますが…、期待してはいけません。
私ならそうするかな…、と、
我が子のために家庭で問題をノートに書き、
作っていました。
個別級は、学年の進度に追いつこうとしません。
国語が「総合」など、別なものに消えてしまい、、、
個別級のイベント準備のために、国語が消えます。
国語は大事ですよ、
私みたいな主婦が言うのもなんなので…、
上の子さんたちに言わせますと、
(障害児のきょうだい児なので、いつも行く先々、、そして通う公立中などの学校では教師や保護者、生徒たちに見下されますが…、一応、数字的には大学もいわゆる難関で、就職偏差値は最高ライン)
「国語力がないとダメだ」
「国語の教科書は暗記しても良い」
「各教科の問題がわからないのは、国語力がないから」
と言って、理系文系問わず、国語の重要性を唱えます。
というわけで、たかが主婦ですが、
こんな子供達を育てた私としては、
国語の教科は大事にしてきていまして、
音読は、個別級で期待できず、ほぼやらないので、
家庭で読ませています。
理解した内容も、口頭で確認しています。
これは小学校入学から。
もちろん、愚息なので、なかなか期待通りにはいきませんが。
漢字学習も、漢字だけやるより、文章から覚えたほうが理解が速く、定着して良いです。
感情が入ると人は記憶するようですね。
音読を全くせず、
漢字だけ学んでも、定着しません。
学年相当、音読されていますか?
ちなみに、我が家は視覚が弱いので、
光村図書のデジタル教科書を購入しました。
千円くらいでしたが、
ブラウザ版がおすすめです。
また、別に拡大教科書(無償)を入手しました。
文字の大きさは三つあり、
1番小さなものにしました。
見やすいので、音読は拡大教科書を利用しています。
観察する限り、我が子は
読むことと、理解すること、が分離しているので、
読んでも一度では理解しておらず、
読ませた後、私が音読して聞かせて、
理解度を確認しています。
デジタル教科書ですと、私が時間がないときに、
音声で読み上げてくれるので、
聴覚優位のお子様にお勧めです。
うちの子はどのように理解しているかな?
特別支援の必要な子の育児は、
親に観察力が非常に求められます。
さまざまなお子様を拝見してきましたが、
多くのお子様が聴覚優位な感じにお見受けしています。
4月から小学校個別級に入学される場合、
ぜひ、主要教科、特に国語はぜひ、
「教科書を読ませる」ことをお勧めします



