特別支援学校から先生が来てくださり、

「障害児への性教育」を聴講いたしました。


知的に遅れがある子供に、

どのようにつたえるべきか。


生理が始まる、

精通が始まる、

いつか来ることとはいえ、

どのように伝え、

コントロール方法はあるのか、など、

保護者としては悩むところです。


薬でコントロールできるなら、

そう思うこともありますし、

海外ではそうすることもあります。



講演会をしてくださった先生のご勤務される

特別支援学校は、入試がある特別支援学校。

ペーパー試験もあります。

小5、6レベルの算数国語ができないとだめ、と、

聞いたことはありましたが、

遅刻欠席がないことが優先、という話も

過去には、中学校の先生方からありました。



特別支援学校のその先生によりますと、

結婚を希望する生徒がいる学校。


話をまとめますと、

①日本の性教育は、性交渉の行為の方法まで、

具体的に教えていないのが問題。

→精神年齢によるかと…


②性交渉をアダルトサイトで学んで誤認していることが問題

→判断も怪しい子が、見れる環境がどうなのかと…


③二次性徴期はホルモンのために寝不足気味

→納得


④母親も子供のマスターベーションの回数を知る

→ありえない


⑤正しいマスターベーションの仕方を教えて、目の前でさせたり、させる場所を家族で決める。

→ありえない


⑥シングルマザー家庭は子供を放置しがちで、問題が起こりやすい

→これは偏見。人による。支えられない社会も悪い


⑦特別支援学校では性トラブルが多く、何度も繰り返し妊娠、出産、中絶する子がいる。

→女子の母は、なにしているのか…。。


⑧振られたくないから、裸の画像を送る子がいる

→躾が悪い。親の管理も悪い


⑨思春期前に性教育を(小学生に性行為を教える)

→やりすぎ。でも、実際教えてますよ。保護者に確認がありました。



⑩一般級に交流学習する子は、わからなくても知ったか振りをする。特別支援学校に入学後、その鼻を折るようにしっかり注意している。

→これは同意。でも、背景があるので、諭せばオッケー。


その他、

寝る子を起こすな、は間違い、

→寝る子は起きるまで待てばいいと思いますが。。


親子関係が希薄だと、愛着障害に至る

→これには同意。


問題が起こった時に、日本人は叱咤激励したり、

指導してください、と学校に保護者が言う、

頑張れ、ではなくて、頑張ってるね、と言う。

→これには同情…。。


子供に性的トラブルが起こるのは

これは、文科省のせいだそうです…。


コンドームの付け方すら、見せない。

教えないからAVや無修正アダルトサイトで

暴力的に女性を襲って性行為をする動画を見て、

誤学習をしてしまい、

襲われた人が快感を覚えると勘違いし、

女性を襲ってしまうとか。


どういう性教育が効果的なのか、

興味を持っていましたが、お話の中に、


「性行為を教えると、

「子供が欲しいから性行為をしたいです」

と、いう子がいます。」


いやいや、ダメですよね、性交渉を教えては。。。


障害児に性交渉を教えること。

必要だとお話しだったのですが、

これは、問題ではないのでしょうか。



指導の結果、生徒の性犯罪が減ったり、

妊娠する女子が減ったりした統計が見たかったですが、

性行為やマスターベーションを教えると、

電車内で、

「マスターベーションしたい!」と、叫んだ生徒もいたとか。

なので、重い子にはその言葉は教えないほうがよい、とおっしゃっていました。



そもそも、

寝る子を起こすな、ではなくて、

ちゃんと正しく教えなければならない、と。


その方法は教えてくれなかったです。。。



ですが、指導の結果、電車内で叫んだり、

子供をペットのように欲しがって性交渉したり、

するようになってしまったのでは…。えーん



我が家では、子供たちには小さな頃から性教育ば行っておりました。


私が小学生で1人公園遊びをしていると、

高校生二人組に声をかけられ、

道案内を希望されて…。

案内した建物の裏で、性的いたずらにあってしまい。


被害児童でもあったからです。



そんな被害にあってほしくない。


そのような思いから、プライベートゾーンは早期に教え、

犯罪に遭わないように、気をつけるべきことを躾け、

テレビなどで犯罪の話が出ますと、

巻き込まれないように、説明しました。


成長とともに、段階的に。



男の子の子育ては、陰茎の剥き方、

書くとグロいですが、

「チンこをめくって洗おうね」と、

幼稚園の頃までに教えたのです。

ただそれだけ。

母親向けの、男の子の育児本に書いてありました。


生理の時にお風呂に入れていましたから、

お母さん!どうしたの?と驚く幼い子供たちに、

赤ちゃんの入るお部屋があって、

そのお部屋のベッドが赤なんだけど、

赤ちゃんが入らなかったら、

そのベッドが剥がれ落ちちゃう、

そんな話をしていました。


子供を作ることに関しては、

社会的に責任が持てるようになってから、

とても大好きで、結婚したいと思う人と、

子供を作って産むんだよ、

そんな話を小さい頃からしていました。



性教育とは、思春期に突然するものではなく、

生物として、当たり前にあることなので、

自然に存在してよいのでは。


体の発育で、心配や困ることがあっても、

親に話しやすい環境を作っておけばよいのです。


高学年や、中学生女子は、

生理の始まる前におりものが増えます。

パンツを見たらわかりますよね。

(見るつもりがなくても洗濯で見えちゃう時)


とても気持ち悪いはず。


おりものシートを教えましたら、

とても快適になった、と、友達らにも伝えたとかニコニコ



生理が始まりましたら、

それぞれ悩みも増えますが、話してくれましたよ。



私が初潮を迎えた時、母が赤飯を炊き、

家族皆が知って、笑い、とても嫌だったので、

何もしないと決めました。ウインク



男の子に関しては、

「徹底的にプライベートを守る」ようにしました。

上の子の精通がいつだかは知りません。

ドアをノックして入りますし。w

そんなそぶりは見たこともないですが。w


この先生が言うような、

母が息子のマスターベーションを見届けたり

知る必要は全くないのです。



障害があっても。


寝てる子は起きるまで待てば良いのです。


子を持つようになる、性交渉に関しては、

まずは倫理観を徹底的に教えて、

子供を育てるには責任とお金がいることも教え、

遊びで性交渉ばかりするような、

軽い人間に躾けていかないことが大事だと思います。


猿に快感を教えてどうします?

(猿=倫理観が欠如している人全て)

毎日ずーっと快感を感じたがるでしょう。


なのに、寝てる子を起こす、という、

特別支援学校の性交渉の指導には、

強い違和感しか感じませんでした。



性行為は、子を持つリスクがある行為。

子供を持つということは、

社会的に責任をもてる人間でないとダメ。



そんなこともわかっていない先生に対して、

「性教育」できるのか不安になった私でした。


これは、私が被害者だからでしょうか。


性行為は快感を知るために必要だと、

快感は、人間として知るべき権利だ、

そのように指導する療育関係者も多いのですが、

私は、性的な被害者として、

強く反対いたします。



障害児に性交渉を教え、広げている教師らには、

きょうだい児さんが襲われたり、

他人が襲われたりするリスクをしっかり考えて、

文科省が性交渉を具体的に教えない理由を、

よく見出してもらいたいです。