我が家の末っ子にも時々あるのですが、
「うそをついてごまかそう」とすること。
療育や個別級などで、少人数のなか、
多くの大人と密接に関わることが多い障害児さん。
やはり、家庭環境だけでは
どうしようも改善できなかったこともあります。![]()
我が子初の、軽く嘘つきboyでもあります。。。
個別級生徒さんは、各先生との関わりも密接なので、
そこで経験したことなどがトラウマになりがち。
教室で保護者を責める言葉や、
家庭の経済状況を探る言葉にも遭遇したことがあり、
子供の前でそれはきつい、と、
母子関係を壊さないでください、と、
お願いしたことも何度かあります。
キツく尋問を受けると、嘘をつくようになります…。
親の教育方針と、
先生の指導方針が違うことはありますが、
まだ学年より精神的に幼い個別級の子には、
「こわい」という思いしか残りません![]()
これはとても残念だと思っています。
普段の育児では、
子供が嘘をついているかどうか、
これは顔を見たらすぐわかることですが、
親として演技が必要です。![]()
「あ、嘘をついているな」とわかっても、
「嘘つかないで!」
「本当のことを言って!」
「嘘じゃないよね?」
等々、責めよる感じで言っては、何も進みませんよね。
幼い頃は、
「なんだか違う気がするけど…、
今正直に教えてくれたら怒らないよ」とでも言うと、
すんなり言ってくれたりします。
そこで、絶対してはいけないことは、
素直に言った後に、突如、怒ること。
子供との約束を破っては、
必ず次がなくなります…。
高学年や、中学生で嘘をつく子は、
ほぼ100%、この駆け引きで嘘をつかれて、
ひどく怒られた経験があります。
(個別級に関係なく)
もし、それが誰かに迷惑をかけていたら、
「正直に言ってくれてありがとう」と、
まず言えたことを褒めてあげてください。
その上で、まずかった、とわかってるんだよね、
一緒に解決しよう、と、
寄り添ってあげると、必ず親を信じてくれます。
宿題をやってない、
課題を提出していない、
誰かに叩かれたと言ったけれど、本当は自分から喧嘩を仕掛けた、
誰かのものを壊したのは、実は僕だ、
本当は自分が悪いのに、人のせいにした、
子育ては色々ありますよね。
子供の言葉に、すぐに一喜一憂せず、
「あくまで女優として」母を演じて、
どうしたらいいかな?と、
子供に対応方法を考えさせてみるのも良いかもしれません。
個別級の子は、年齢より精神が幼いことが多く、
本当はとても素直な子も多いです。
悪気があってしたわけでもなく、
ただやりたいからやってしまった、
その結果、誰かに迷惑をかけた、
そんなことも多いでしょうが、
どんなことがあっても、ぜひ、
一緒に解決する姿を見せてあげてください![]()
一緒に謝りに行く、
一緒に反省をする、
子どもが嘘をつく理由は、親にもあります。
また、困っていることを隠す「嘘」については、
仲間はずれされていることが恥ずかしい、
ママにも誰にも言えない、
ママにはいいところしか知らせたくない、
ママが残念がって不機嫌になるから…、
校内で、平常を装っている姿は切ないです。
ママを困らせたくない、
自分からは言えない、
そんな子も多いです。
「代わりに(ママに)言ってくれない?」
そんなことばをよく聞きます。
なので、校内で解決できることは、解決します。
(個別級の子に限らず、問題を抱える児童さんにも)
気づいた時は声をかけて、
校内で1人にならないように寄り添い、
個別級のお子さまなら、交流級の子の中で、理解ある子に繋いだこともあります。
普通級のお子さまなら、別なお子さまとお友だち関係を構築してあげたりしました。
(8年半以上、学校にいますから有名人です…
)
その場に適切な言動ができていない、
だから、原因がわからず外されている、
その理由として、ひとつは、
思ったことを口にしすぎていたり、
気づかず自慢していたり、
さまざまです。
家庭での振る舞いが、外でトラブルを誘う場合も。
子供は悪いことも一つ二つはするもので、
どんなにいい子でも、悪いことはするものだ、
うちの子に限って、
などは、まずありえません。
子供のプライベートは必ず守る。
(机の引き出しや、部屋は決して触らない)
子供の部屋を触るときは許可を得る
(子供の所有物は親のものではない)
子供のものを勝手に処分しない
子供の意思を尊重する
これで必ず、親の信頼は増します。
(大学生の我が子も、家庭教師先でお母様にお教えしており、改善してきています)
親子の信頼関係があれば、子供は嘘をつきませんし、
その後も良好な関係が続きます。
反抗期もさほど重くないです。![]()
ラクな子育ては、良好な親子関係から。
お勉強も自走するようになります。
低学年までには構築したいですね![]()