孤独にまつわる本を

図書館で借りた。


普段は気になるタイトルをネットでみつけたら、

図書館のwebで検索をかけて、

貸し出し。


この本については、

本日帰ってきた本といった棚から

見つけ出して借りたので

ある意味において出会いですね。



分厚い本なのでかなり飛ばし読みしてるし、

外国の和訳された本なので

面倒くさいところははしょってますが、

それでも一番最初のエピソードは

「自分の心情とまったく同じだ…」と

絶句しました。


最後はガスオーブンに頭を突っ込んで

自死しており、なかなか絶望的なオチ。


かろうじて彼女と違うところは、

自分の子どもを産んでいないこと。

まだ私以上の苦労と葛藤があったことが

感じられています。

(その部分についての内容はまったくない)



ただ孤独感や疎外感がずっと埋まらず、

何とかしようともがき苦しんだそのような様が

自分と重なりました。



客観視していると、

自分も自死してもおかしくないところまで

いたのかもしれないと感じて、

ゾッとしたのが本音です。


本の彼女と同じように

経済不安が付きまとうあまりに、

回復に躍起にもなってたし、

いまもなってるし、

どうにかして自分を立て直さなくてはならない、

それは今もどこかにある焦燥感でしょうが、

そこに関して少し薄らいできたのは、

就労にて経済への不安が落ち着いているから。


ただその不安が落ち着いているから、

就労の場でそれなりのパフォーマンスを

していかなくてはならないという部分が、

過剰適応の要素をはらんでいて、

自分が危なかっかしい感覚にもなっています。


ちょっと落ち着こ🙂



本の彼女は孤立感に耐えかねて、

死を選んだのに対して、

私自身はだいぶん孤立を味方につけてきました。


孤独感があろう対象に過剰に反応してしまう

共依存は抜けない部分だけど、

それでも今の時間だけは孤独感を和らげることを

知ってるからこそ、

私にしか出来ない優しさだと思うこともあります。


今の環境が私自身の問題を浮き彫りにし、

そしてその孤独感は否応なしに

誰にもあるものであり、

自分だけではないという感覚が

少し救ってくれたのはあると思います。



だから自分がやれることは

恩返しとしてやれるだけやってみて、

やっぱり潰れるようだったら、

さっさと手を引くくらいの感覚で、

ギリギリまでやってみたいです。


あまり追い込まずに。