前に湿疹が体と耳の周りに出来て、現在2日おきにステロイドの薬を塗って、お医者さんに掛かっています。
日焼け止めを塗ることで、肌が荒れてしまうのも嫌だし、日焼けしてしまうのも可哀想だし、
日焼け止めの種類やどの程度塗るのがよいのか。
これからの時期どうしよしたらよいか困っています。
やっぱり女の子だから肌はキレイにしていてあげたいなと思うのですが、
やっぱり肌が敏感だから、どの程度スキンケアしたらいいのか悩んでいます。
日焼け止めは 不勉強で下手に使うのが怖くてまだ使った事がありません。
●さくらちゃん(1歳)のママ(栃木県)

A. 回答者:ネスノ開発責任者 茂田正和
そもそも、1歳くらいの乳幼児の皮膚は、
外部からの異物や刺激物をブロックするバリア膜(角質層)が
大人の1/2程度の厚さしかないため、
全ての乳幼児が敏感肌です。乳児湿疹もほとんどの乳幼児が経験しますが、
ほとんどは2歳ころまでに自然治癒します。
せっかくお医者さんにかかっているのであれば、
今後のためにも以下を確認するべきだと思います。
・金属アレルギーがあるか?(金属に触れるとかぶれる)
・化学物質過敏症があるか?(ナイロンなどの合成繊維や化粧品に触れるとかぶれる)
・光線過敏があるか?(日光を浴びるとかぶれたり、水疱ができる)
これらがの有無が今後のスキンケアやUVケアを考える上で重要になります。
化学物質過敏症がある場合は、基本的に日焼け止めもスキンケア化粧品も使えません。
きっちりと医師の指導を受けた方が良いです。
金属アレルギーがある場合は、スキンケアは相性があれど使えますが、
日焼け止めは使えません。
光線過敏がある場合、基本的に紫外線対策が必須で日焼け止めも必ず使用した方がいいです。
ただ、金属アレルギーや化学物質過敏症を併発していると厄介です。
上記の3症状は問題ない前提で話をすると、
乳幼児の紫外線対策の優先順位は、
1)直射日光を浴びさせない
日光浴が健康のために必要というのは昔の話で、今や紫外線で免疫が低下して
風邪をひきやすくなったり、紫外線でバリア膜が壊されアレルギーなどの
皮膚トラブルも起こしやすくなると結論が出ています。
2)できる限り衣類で対策する
どんなに安全と言われる日焼け止めであっても、皮膚にとっては異物です。
なので、バリア膜が未熟な乳児にとっては少なからずリスクがあります。
(問題なく使用できる乳幼児の方が多いですが)
3)安全性の高い日焼け止めを使う
乳幼児にとって安全性の高い日焼け止めの選び方のポイントは、
ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)、界面活性剤不使用(日焼け止め成分が経皮吸収されない)
アレルギーテスト済みのものを選ぶ。
また、使用開始する前に、目立たない部分で必ずパッチテストをしてください。
なお、直射日光が当たらない屋内などであれば、日焼け止めを使用する必要はありません。
20分以上直射日光にあたる場所にいるときに使用してください。
また、紫外線はバリア膜を壊してしまうので、紫外線を浴びてしまった後は、
保湿ケアをしてあげることも重要です。
おすすめアイテムとしては、
ぐんまちゃん 日焼け止め、 http://nesno.net/gunmachanuv/
紫外線を浴びてしまった後の保湿ケアとして、
ぱしゃぱしゃローションととろとろゲルです。
http://nesno.net/kodomo/