こんばんは!
生徒さんのキラキラ笑顔がいっぱい溢れる松浦ピアノ教室です



数年前でしたでしょうか。

いつも娘と一緒にコンクールを受けていた私のお友達のお子さんが今年は出ていないなあと思っていたんですが

たまたま友達に会った時に聞いたら
ちょっとピアノをお休みしてるのよーという返事が返ってきました。

学校で様子がおかしくて担任の先生から連絡があったそうなんです。

お子さんによくよく話を聞いてみると、ピアノのことでイライラしているみたいだったそう。

彼女もピアノの先生なのでどうしてもお嬢さんのピアノ教育には厳しくなってしまっていたのでしょうね。

親子で教えるのは難しいわ〜
と言っていました。


同じ年の娘を持つピアノ教師の私としては
その気持ちとってもわかります。

私だってついつい我が子には生徒さんには絶対に言わないきつい言い方をしてしまったものでした。

人によっては手を上げてしまう先生だっているかもしれません。

冷静になれば、ああ自分の夢をこの子に押し付けてたなーってわかるのでしょうけどね。

口から出てしまった言葉
やってしまったことは
取り返しがつきません。

でもね

もし 悪いとこばかりじゃなくてその子のいいところを褒めて認めて上げたらどうでしょう。

私なんてそれで差し引きゼロだったかもしれませんね笑

うちの娘はもう社会人ですが、休みの日は今でも必ずピアノに触れない日はありません。

休日は相手にケチをつけながら?仲良く連弾することもあります。

最近はバイオリンやオペラの曲に興味が出てきて
自分で図書館に行って借りたCDを朝っぱらからかけて鼻歌を歌っています

我が家の台所で食べるただのトーストがまるで貴族のモーニングタイムのような高級料理に感じます笑い泣き


こんなに音楽を好きになってくれて本当に嬉しいですハート


何が良かったのかなあーって考えたのですが

怒ってしまってもやっぱりその10倍くらい抱きしめてるんですよ。


あのね

一番悲しいことはね

お母さんがお子さんのピアノに無関心なことなんです。

まだ怒って注意する方が見込みがあります。

だってそれはお母さんもピアノに興味があって好きでお子さんにも好きになってもらいたいからじゃないですか。

子どもが今なんの曲を弾いているのかもわからない

家でCDの一枚をかけることもない

そんな家庭でピアノを練習する気がおきるでしょうか。

怒ってしまうのがけしていい訳ではありません。

特に子どもの人格を傷つける言葉は絶対に言ってはダメですよね。

でももし今から変えていこうと思ったら今日からホメホメお母さんに変身してください。

この前弾いてたあの曲が好きだなあ〜
もう一回弾ける?

とか

あー残念だなーあとここがこうだったら完璧なのに!

とか

いいところを認めてできるんだっていう自信をつけさせてあげてくださいねウインク

そしていつもあなたのピアノを聴いてるよ、あなたのことを見てるよというサインを送り続けて下さい。

お子さんは先生に褒められるより
誰に褒められるよりお母さんが一番なんですよ!

生徒さんがレッスンでよくいうのは、
これお母さんが弾いてた曲だ
とか
これお母さんも知ってるって
という言葉です。


それからお母様自身が楽しむことです!

私が子育てが終わって思うのは
なんて短い楽しい時間だったんだろうってことでした。

その時怒ったり泣いたり笑ったりして子どもと一緒に成長してきました。

その貴重な時間は二度と返ってきません。

だから楽しみましょう。
もちろんピアノも!


なんだか昔を振り返ってしまいました…
最後に娘の演奏です。10年くらい前かな?何歳だったか忘れてしまいました。
ドゥビュッシー作曲「水の反映」



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