日本に来る可能性がおそらく最も高い、中国の映像作品
三国志
昨今日本では「水滸伝」や「揚家将」等の古くからの中国の文学作品の人気が低迷しているけど、「三国志」は今のところ安定した人気
そういえば、「西遊記」も今度舞台があるので、こちらも人気あるのかなでも、中国で制作された「西遊記」、日本に来ているっけ
以前、調べたお茶事情だけど、古い時代は資料があまり残っていないそうだ
一応、三国時代(三国志の時代)のお茶事情はある程度分かっていて、煮茶を飲んでいたそうだ。
といっても、粉状のお茶に、ネギ・ショウガ・ミカンの皮(資料によっては、ナツメ・橘の皮・しゅゆ(植物のグミの事)・ハッカも入っていたそうだ。)と一緒に煮込んだ、スープのようなものだったらしい

味は薄味の野菜スープのようだったので、イマイチだったようだが(もちろん愛好家もいましたが)
朝廷では酒と同等レベル扱いだったらしい
唐の時代までは、残っていたようだ



または粉状のお茶を器(お茶専用の器は、あったかどうかは確定していないらしい)に入れてそこに熱湯を入れて飲んだ、(ネギ・ショウガ・ミカンの皮を混ぜた)という記述もある。酔い醒ましに飲んだそうだ

もう後の時代(唐の時代位)になると、煮茶に、塩を入れていたそうだ(記録によって最初から入れる場合と、お湯が沸騰してから入れる場合があった)
さらに時代が下ると塩は入れなくなるけど。

粉状のお茶、と紹介したけど、実際は固形茶
固形茶自体は今でも残っていて日本にもある(例えば、高知県の碁石茶)
ただ、製法は今とは違う可能性がある



ざっくりした説明になるけど、必要な分だけ、炙って削って粉状にしていたそうだ。
香りは産地だった蜀の国のお茶は良かったという記録はある。今の時代の飲み方なら、当時のお茶でも充分美味しくいただけた可能性もあるようだ

結構お金の掛かった時代劇は、細かい部分まで丁寧で、その時代の特徴を現在分かる限りで再現しているけど、さすがに薄味の野菜スープ状態の煮茶は出てきた事あるのかな

正直お味が想像出来ないので、再現している映像作品あったら見てみたい
さすがに罰ゲームになる位のお味ではないとは思うけど


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