私が小学生の頃、NHKのドラマで深く感銘を受け た作品があります。それは、フランキー堺さん主演の「私は貝になりたい」です。これまで見たことのない映像に衝撃を受けたのです。それはテレビドラマで初めて、映画の手法を取り入れた作品だったからです。それまでテレビのアップといえば胸から上のものでしたが、このドラマでは顔を大写しにし、より迫力ある映像になり、心理描写がカット割りで細かく計算されていて、私はテレビ画面に釘付けになり見入っていました。あとになって、それが和田勉さんが初めて演出されたドラマだと知りました。あの素晴らしい作品を、もう一度見たい!!