手元には『HAMLET』DVDと『赤坂abc』DVD。どっちから観るか…。「ルドビコ★」と「abc★」。
昨日今日とで『赤坂abc』DVDを入手した人が多いと予想し、天邪鬼な私は『HAMLET』DVDを選択。
ヤツの出番はちょびっとなので、仕事しながらの流し見です。

舞台鑑賞時の感想は↓こちら。

舞台『HAMLET-青い薔薇のくちづけ-』@原宿クエストホール 2010/4/20(火)
舞台『HAMLET-青い薔薇のくちづけ-』@原宿クエストホール 2010/4/25(日)夜公演

パッケージにはDVD収録日入ってませんね。私が観に行った日はDVD収録日ではなかった筈ですが、カメラは回してました。ツギハギで良いとこ取りしたのかしら。

『HAMLET』先に観たのは大正解。ハムレット格好良い。『赤坂abc』先に観てたら湊の印象が強過ぎてヤバかった(笑)。

OPは中々格好良い。2時間ドラマのスポットを観ているかのよう。初手から門番1号が一瞬出てきてビビる。
が、前置きが長い。何処までタイトルなんだ。ここのDVDはいつもこんな感じなんでしょうか。
DVD編集時にエフェクト入れてます?舞台照明以外の効果が入ってますよね。ん~。ちょっと違和感。舞台DVDで生の舞台の臨場感を伝えるのは難しいので、+αの工夫は必要と思いますが、やり過ぎかなぁ。
スクリーンに映し出される映像や照明は綺麗だったけども。

ロビン(ホレイショー)、『ピスメ』の時も熱演でしたが、今回も熱演です。
明々後日お誕生日(24歳)か~。起用のされ方によっては伸びる役者さんだと思います。まだまだお若いので、色々とチャレンジして頂きたい。

舞台作品のDVDというより、V系BANDさんのLIVE映像観ている気分です。
実際、元々の舞台の演出がLIVEっぽかったですもんね。会場も多目的ホールだし。
ステージの作りも中央に張り出し舞台があったり、役者さんが客席の間を歩き回ったり、カメラに収めるのは大変だったと想像します。ピントが合ってなかったり、音声にムラがあったりするのは、ある程度しょうがないか。
マイクの位置が悪かったのか、床の音を必要以上に拾っちゃって、ボコボコしてます…。客席写ってるよ…。

ハ~エの王様地獄のエリ~ト♪(←アンジーの『蝿の王様』の歌詞)
愛すべきベールゼブブ(=蝿の王様)。
シリーズ作続けての出演なんでしたっけ。美味しいキャラだ。良い感じの狂言回しです。ぶっちゃけ、門番コーナーなしで、全部ベールゼブブでいったら良かったんじゃ。

ヅカ出身者の歌は流石に聴き応えがあります。訓練された美っつーんでしょうか。所作の全てが美しい。
出番までの待ち時間、blog更新したり、写真撮ったりしてた子も、ちゃんとお勉強させて貰ったかな。拘束時間が同じなら、吸収した者勝ちだと思うよ、うん。 ←偉そう。

てな訳でネッシーですよ☆
今年は2つもネッシー出演の作品を観ることが出来て良かったです。その点に於いてはヤツに感謝しないとだわ。
母としての愛も妻としての愛もじんわり心に染み込むような素敵なガートルードでした。
本気でガートルードが舞台上に居る時は目が釘付けでした。オーラが桁違い。

あ、伊達ママ(違)。

80年代SFファンタジー少女漫画のパロディーを観ているような、くすぐったい気持ちになるのは私だけでしょうか。
衣装も設定もそんな感じなのよね。
ここの作品が大好きな人は、私がこそばゆく感じる部分をきっと愛してるんでしょうな。嵌り込むことが出来れば面白い世界観だと思う。
シリーズ作を途中から観る居心地の悪さもちょっとあるかも。

開始25分で門番1号登場!

かーわーいーーーーー!!

衣装が。
いや~、アイオーンに引き続き、ヤツに似合うコスプレ姿が観られて眼福眼福。
顔アップは濃い顔が舞台メイクで余計に濃くて若干怖い。
この衣装で佇む姿を観られただけでもこのDVD買った意味はあった。DVD販売に於いても、ヤツには客寄せパンダの価値はあったということで。
しかし、残念ながら役作りが固まってない感は否めない。ふわふわしてる。『エアミュ』千秋楽から中3日だもんな。依頼した方も依頼した方だし、受けた方も受けた方、そして釣られて観に行く方も観に行く方だ(←自分のことだ)。

ヤツの声が好きです。滑舌は微妙。ヤツ特有の節回しの癖が出てるなぁ。役によっては全然出ない時もあるんだけど。自分でも発声法を模索中なのか。

緊張の糸が張りつめたシリアスな物語の中にあって、この門番コーナー、面白いか面白くないかで言ったら面白いし、和みますが、脚本があってこのクオリティは厳しい。いっそ毎回アドリブでも良いぐらい。
ヤツのファンなら稽古期間が極短だったのは知っていても、その他のお客さんは知らないだろうし、いくら客寄せパンダでも、ここまでグダグダな演技を見せて良いものだろうかと、ちょっと不安になった。

原案の1つであるシェイクスピアの『ハムレット』には登場しないクラウスも取って付けたような感じ。拡を出す為に無理矢理当て書きしました、ってことですかい。
何にせよ、ジュネスっ子競演は嬉しい。今年は生拡もヤツのお陰で何度も見られたわ~。有難う~。
拡のしょっぱそうな、酸っぱそうな顔が好き。顔の筋肉柔らかそう。

上演時間が長過ぎて(DVDも特典ないのに2枚組みだ)、伏線が明確に示されているにも関わらず、終わりの頃にはすっかり忘れてます。且つ、途中で矛盾も生じている気がする。
情報量過多だと追い付くのが大変です。一言でも聞き漏らすと、辻褄を合わせる為に脳味噌フル稼働。
元ネタを知らない人は更に大変だったのでは。もうちょい観客に親切な脚本だと嬉しいです。

ヴッ。胎児の人形、グロい…。客席からはクリアには見えなかったが、こうしてDVDで見るとエグい…。
大学時代の同級生(SF研究会)が鞄の中から唐突に取り出した胎児のフィギュアの記憶が蘇った(かなり衝撃的だった)。
同じクラスの映研男子がメガホンを取り、演劇サークル男子が主演、軽音女子が助演、SF研男子が美術という、完全クラス内制手工業自主制作8mm映画を撮影していたのだ。因みに私はその映画のBGM用に、SPK(インダストリアル・ノイズ系音楽)の音源を提供しました。懐かしい。

ロビン=ホレイショーの壮大なる時空を超えた片想いというオチ。やっぱり私はこういう「そこはか」「ギリギリ」な関係性に萌えるようです。

80年代SFファンタジー少女漫画コスプレ物がお好きな方にはお勧め。