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早いものでHonduras生活も3か月目。任地La Unión生活は2か月目に入りました。
この3か月を通して、本当に少しずつ、様子が分かり始めてきたように思います。
以前“仕事事情”のところで少し書いたけど、日々いろんなショックやもやもやを感じ、時々日本語でキレてます。
『違いがあるのは仕方ないこと』
そう頭では分かっていても、ほぼ世界共通認識のもと行ってるであろう医療処置、手技ですら「おい、ちょっと待て…」と突っ込みたくなるポイント満載です(汗)
生活環境が違うので、日本と同レベルの衛生感覚を求めることはできない。
それでも、最低限清潔を保つ努力、安全な医療を提供する努力はしたい。
ここもやっぱり土足生活で、へたすりゃちびっこは裸足で歩くし、山の集落では(家の中だけど)パンツも履かずに遊んでる子も多い。
町の中心部でさえ水道もままならない状況で、日中はピラという水槽に貯めてある水を使って生活する。
ピラはデング熱の原因となる蚊が発生しやすい。そのピラに貯めてある水を生活用水に、飲料水にも使うところもある。
水がある間はいいけど、断水が長ければ手洗い、食器、衣類、もろもろの『洗う』という行為に支障をきたす。
「あー水ないのか。仕方ないね。虫?ここは虫がいっぱいだからね。」
そういう生活がここの人たちの『当たり前』
それが自然で、それが普通なこと。
医療スタッフもやっぱりここで生活してる人たちだから、
たとえ高圧滅菌した器具をほこりまみれの段ボールに入れて直置きしても、
薬の入った段ボールを土足で踏み台にしても、
ピラで洗った酸素チューブを生乾きのまま使っても、平気。
でも夜明け前に家を出て、7時に保健所着くようにひたすら歩いて、日本バリの待ち時間かかって、診察途中で行方不明になるDrに診察してもらった結果、患者さんは皮膚や呼吸器、腸内感染症だったりする。
で、そういう患者さんたちに注射や点滴をする。
太めの針ばっかりだから、痛みが強くなる。無論、患者さんは痛がる。
実は細めの針の注射器セットもあったりする。「なんでそこに?」っていう、ピラ横の物置小屋に…
保管してたことを、スタッフが誰も知らない。誰も在庫管理しないしその時の気分でいろんな所に置くから。
『あれば使う。なければできない。仕方ないもの。』
で、使用済みの注射器持って歩いたり、適当に棚に放置したりする。『危ないわよ!近づかないで』って注意する。
あんたのほうが危ないよ。注意するのはこっちのほうだ。
連日注射って患者さんがきても、なんの注射するのか知らない。
薬渡したら処方箋は、ぽい。患者さん本人に「○日間注射ね。」それでおしまい。
だから実際の内容と、指示された内容が違うことも多々ある。
「昨日はこれだった。」って説明しても、『でもDrが言ってるから。』
Dr?どこに??診察終わって帰ってるじゃん。
あんた、いつ、だれに確認したんだよ。
誰も日本語がわからないという、ある意味素晴らしい環境のなか、一時落ち着いてた腹黒さがまた復活の兆しをみせています。
下をみたら底なしなくらいにきりがない。
こっちの大卒看護師と協力すれば、もう少しスムーズに活動進められるのかな?
日本から来たといっても言葉に不自由な今の状況では、聞き入れてもらうのも難しいのでは?と思う。
ぽっときたばっかりのアジア人に、あれこれ指図されるのはこちらの人もいい気はしないだろう。
着任2か月目、まだ方向性を掴めてません。
とりあえず今は自分のできることから始めています。
って、それしかできないんだけど。
言葉はわからなくても、薬や処置の内容で大体の治療の方向性や処置の流れをイメージすることはできる。
任地La Unión、1代目JOCV。まずは痒い所に手が届くポジションを目指します。
信頼関係も築きたいし、このもやもやを緩和させる技を身につけなくては!!