おとうさんは雇われケーキ職人だった


色々なお店を渡り歩いていた


おかあさんに言わせると、「お給料を頂いて初めて職場を変えていた」って事も有ったらしい


職人さん


小さな店を渡り歩く(笑)


一時は自分の店を夢見て、おとうさんとおかあさんが夕方になると、店舗になる様な土地を探しに出ていた


夢叶わず


一生雇われ職人


雇われは雇われでも「フランス洋菓子」と「イタリア」のお菓子は別口だったらしい


「おとうさんのお店でもティラミスって作っているの?」


「そんなモンは作っているいない💢」


後日店舗にケーキを買いに行くと・・・



ショーケースのど真ん中に「流行り」の「ティラミス」が鎮座していた



「プライドが許さなかったが、店の方針には逆らえなかったか」と娘は思った


チョッと「おとうさんが悲しい思いをしたな」と思った