こんにちは。
四柱推命鑑定士のねるこです。
前回のブログでも書いた通り、私の今までの人生
完全にしくじっちゃってたのですが、
(この辺りの話はコチラからどうぞ)
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どうしてこんな事(自分の命式とは別人=【本来の自分からかけ離れた自分】)なったのかを
四柱推命の観点から書いていこうと思います。
いきなりですが、これ私の命式です。
日干は【辛】・・・自然界の物に例えると宝石。(*日干は自分を形作る核となる部分です)
自分を価値あるものとして扱い、その自負をもって自分を磨くための努力をする。
生きていく中で様々な研磨にあい、その研磨に耐え抜いた先に宝石としての輝きを得られる。
宝石だけに、傷付くことにとりわけ敏感。
(もちろん他にもたくさんの要素があります。)
私はこの〝傷付くことにとりわけ敏感〟の影響を強く受けてた気がする
この日干【辛】をベースに私の命式を読んでいきますと…。
まず、年柱の偏財・偏財・絶です。
偏財は人脈・金脈をあらわす財星の偏の星。
人もお金も大きく回す、流す。
良くも悪くも人と縁のある星。
人脈に関してもう少し説明すると
この偏財、たくさんの人と交わることが多く
その特質を良く活かすことができれば
ノリが良く、周りの人が楽しめる場を作れたり、
全体の流れを読んで目の前に来た波に上手く乗れたりします。
良くも悪くも周囲の人の気を、自分の中に
取り込みやすいというところがあり、
これが他人への気づかいや親切にも
繋がっていくのです
が、
まず、私はこの人脈としての偏財で完全にしくじってました
人の気持ちを超敏感に感じ取ることに加えて、
先程の【辛】の影響もあって
周りの人の目が気になり過ぎるんですよ💧
結果、自分の気持ちはどこへやら
人からの見た目がいいようにばかり振る舞って
今この人こう言って欲しいんだろなっていう
その場しのぎの受け答えばかりして
勝手にクタクタになってたなぁ
そしてその結果
人付き合い=疲れる。しんどい。
『やっぱり一人が楽でいいわぁ〜』
となっちゃってました💧
財の星が3つもあるのに、人付き合いを
絶っちゃうのは絶対やっちゃいけない行為。
そこに【絶】ですよ
【絶】は普通の人が普通にできるはずのことができない星。
だからこそひとができないような発想や行動ができて、結果が出せたりもする。
そういう意味で、世間一般の常識的な土俵では
勝負するべきではない星。
私ももれなくこの【絶】の要素を発揮し、
普通の人が普通にやってることができない。
何の変哲もない日常のことが、
ホントに不思議なくらい周りとズレる💧
なのに、四柱推命を知るまでの私は
とにもかくにも、人と合わせることに腐心し
【常識的である事が最優先】だった。
周りをじっと観察して
どうすれば【普通】なのか、
自分はその【普通】からはみ出していないか。
そこに全エネルギーを注ぎ込み、
周りと何一つ違わないように、
はみださないように細心の注意を払いながら
生きてきましたよ
その努力も虚しく、しっかりはみ出してましたけどね💧
辛の影響も重なって、人一倍人の目を気にする私が、【世間一般の常識】からはみ出してしまうのはかなりツライ
物心ついてから四柱推命と出会うまでの私にとって【普通】や【みんなと一緒】が一番の正解であり、何よりの安心材料。
今思うとね、『ホントアホかっ』ですよ💧
エネルギーを向けるべき方向があさっての方向向いてた。
そしてそこにたたみかけるように【辛】の影響。
【辛】は感性が鋭く、傷付くことに敏感。
宝石だけに、絶対に傷付くわけにはいかないのですよ💧。
それなのに
人と同じようにしようとする→できない→否定される→傷付く
それだけは絶対に避けなければというので、
ますます常識的であることのみにしがみついて
どんどん【自分】なんて無くなっていく。
日柱にある【帝旺】の大きなエネルギーを
【普通】であることに全集中させてた💧
それだけやって、やっと人と同じ。
それだけでもうくたくた。
そんでもって、新卒で就職した初めての職場は、
普通の事が普通にできる事が何よりも求められる職種。
【絶】の影響が最も悪くでる職種。
当時は『すぐに辞めるのは悪』という風潮が
まだ残っていた時代で、
何がなんでも【常識的】でありたい私は
『とりあえず一年続けよう。』と。
そして一年つづいたらまた一年、と
結局5年間頑張りました。
自分でもホント頑張ったと思いますよ
毎日必死で、恐らく瞬きもあまりしていなかったのか、仕事が終わる頃には毎日目が真っ赤になってました
そして次の職場は母が営むお店の手伝い。
母親の側でそのお手伝いをするのは
当時の何も分かってなかった私からすると
気楽なような気もしていたし、天職のような気もしてたけど…。
でも違った
これも四柱推命を知って分かったことだけど、
この母親の側で働いた経験が【本来の自分】から逸れていくのをまたまた助長してた。
これは私が命式内に持つ【生年中殺】の影響。
これについては、書き出したら長くなっちゃうので、また別の機会に。
そうして壮年期に入り、しばらく過ぎた頃には
すっかり【自分】なんてものも無くなって
言葉では上手く言えないけれど
いつも【自分】という存在が、
なんとも軽いような気がしてた。
そして、その【存在の軽さ】はどこから
くるんだろう、と常々不思議に思ってたけど、
それは私自身が全くの空洞になってたんだと思う
まさに【生ける屍】状態
そしてそこに追い討ちをかけるように、
日柱にある毒舌の星【傷官】が
日干【辛】を攻撃し始めたからもう終わり💧
それも行き場の無い【帝旺】の大きなエネルギーを使って。
自分にプライドを持たせて生きることが何より大事である【辛】に対して
『プライドって、あんたどこにプライド見出す
要素があんの?
ないない!あんたにプライド持てるようなところ
ぜーんぜんナイっ!』
自分自身の核となるはずの日干が
もうズタズタのヨレヨレ
日干がこんな状態じゃ、とても【本来の自分】は思い出せないですよ💧
そして相変わらず【普通】であること、人と同じであることに帝旺の全エネルギーを注いでいる。
ホント、しくじってたな。。。私。。。
四柱推命を使ってもっと早くに俯瞰で見れてたらすぐに正しい方向も出口も分かったのにね。
人との付き合い方や、自分が立つべき土俵なんかも、もっと自分に合った選択肢をみつけられてたのに。
【本来の自分】がもっと別のところにあるって
気づき、【本来の自分】を取り戻すべく行動し始めてからは、びっくりするくらいの変化が始まってます。
それもすごいスピードで。
それについてもまた別の機会に
やっぱり四柱推命は、自分の進むべき道を示してくれる最高の道標だわ