目的さえ見えない
日本三大ドヤのひとつ山谷に定期的に流れ着いて数ヶ月。地理にも詳しくなったし中の様子も本に書いてあるだけではわからないようなことも見聞きすることができるようになった。今横浜寿町近く山下公園で起きたホームレス虐殺事件と徳田カメラマンについての文献を読んでいるのだけれどもアプローチは人それぞれ。まあ現場に踏み入れなきゃ始まらず、その一歩がとても重く感じるかもしれないけど問題は入ってからなのだ。結局中に入ってしまうと何から手をつけていいのやらさっぱりわからない状態なのだ。なんにでも問題になれるだけ、何かに絞って議論するのが難しいのだ。こういう苦悩はカメラも映像でもみながぶつかるものである。
もうしばらく模索してもがくことにする。だけれどもそこまで多くの時間がr訳でもない。ここはなにか卵の殻を割るように何かしないと結局山谷にきたというのになにも残さず終わってしまいかねない。焦りというよりもカフカの城のような状態だ。
ここは社会の裏側らしい。少なくとも僕もそうおもうし一般認識もそんなものだ。ただ本当に裏側なのであろうか?ここのところこの問いの悩まされる。僕はこっちのほうが居心地がいいのもそうだが、近々起こっているような意味不明な事件なんてないし、汚いだけで人間はおおかたまともだ。泥酔してこ転がっているサラリーマンとアオカンしているホームレスの違いがわからずただイメッジだけが混同するのである。
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