こんにちは。今日は春の日差しを感じられるようないいお天気ですね![]()
さて、美容鍼について現代医学的にお話ししますね。
指先にトゲが刺さると、指はどのようになりますか?
腫れてきますね。
これはトゲを異物と認識して、自分の体にあるサイトカインという物質が活性化されます。
これが活性化されると血管が拡張して、血管の中にあるタンパク成分やリンパが血管の外に流れ出します。これが腫れの原因。このような体の防御反応を専門用語で「免疫反応」といい、腫れのことを「炎症」といいます。
滅菌された使い捨ての安全な鍼も、体にとっては異物。鍼が入ると、サイトカインが活性化されて、局所の血管が拡張して、周囲の血流が多くなったり、組織が充血します。
こうした小さな炎症を「鍼で安全に、目的を持って作る」ことで、真皮層や皮下組織、筋肉の血流を増大させて、みずみずしさをとりもどしていきます。
これはマッサージやエステ機器では残念ながら届きません。皮ふは外側から表皮・真皮・皮下組織・筋肉の順番ですが、コラーゲンなどが多く存在する真皮よりさらに奥深くに鍼は直接働きかけていくことが可能なのです。
真皮層にあるコラーゲンにみずみずしさを与えるためには、血液の流れを良くしなくてはいけません。鍼は体の免疫反応を使って、安全に血液の流れを改善させていきます。
鍼をすると、これまでくすんでいた顔が明るくなったり、顔色が良くなったり、肌にハリやみずみずしさが出てくるのは、このような仕組みがあるからです。
薬を使うわけではなく、自分の体の反応を応用しているので、安全な自然医療ともいえるでしょう。
こればかりは医師または鍼灸師しかできない技ですね。