我々の住む地域では、あの台風の話をする時『こないだの~』から始める人間が多い(平成生まれを除く)
あれ以来、あの台風を超える奴が来ていないのだ。
あれは本当に恐ろしかった、家は揺れまくるし、窓ガラスは風圧でしなって割れそうになるし。
目の前で瓦がどんどん飛んでいった。いつウチに瓦が飛び込んでくるか分からない状況…
ビクビクしていると、何者かがウチのドアを猛烈な勢いでノックする。
大家さんだった。
『逃げて下さい!!!!!!』
そこからは大パニック!!ペットのジュウシマツ(鳥カゴごと)と、亀は洗面器から出してポッケに入れて…
『亀は置いて行きなさい、亀は~』
この頃流行ってた某CMのフレーズが飛び出す、まだ心に余裕があった。しかし、次の瞬間、天井から大量の雨漏りが!!
とうとうアパートの瓦が飛ばされたのだ。キャーキャー言いながら、台やテーブルの上に布団を避難させ、部屋を出た。
隣町のいとこの家に避難、玄関先で亀を握ったままオラは泣き出してしまった。
今でも何で泣いてしまったかよくわからない。やっぱり怖かったのか、家がなくなるかもしれない不安からなのか。
あ、ほっとしたからかもしれん。頑丈な家の中だったから(笑)
リビングに入ると、とんでもない光景が目に飛び込んで来た。
テーブルの上に1枚の瓦が…
川棚名物『瓦そば』か?
つづく