父が2月半ばに癌の宣告をされ

4月に手術の予定でした。


そもそも通っていた病院で

去年10月に撮ったCTに癌が映っていた

のに私達家族と本人に知らされたのは

今年の2月初旬でした。


そして、2月半ばに

4月25日に手術と言われたのですが

本人が納得がいかず

総合病院で

セカンドオピニオンを受けたのですが、

結果は同じく手術をしないと駄目。


3月初日から

嘔吐とシャックリが二日間止まらず

救急車で運ばれ

入院になり

再検査をした所、

末期癌で全身転移し

余命三ヶ月の宣告を

受けました。


抗癌剤治療もしましたが

全く効かず体重の減少が激しく

体力が無いため、

病院からこれ以上の治療は出来ないと

言われて今月ホスピスへ転院しました。


今は痩せ細り、骨と皮で

一人では起き上がることも

歩く事もトイレも何も

一人では出来ない状態です。


しかし、本人はそんな状態にも

関わらず、まだ生きられると

思っていて

母と弟に

手術をして抗癌剤治療をすると

言っているそうです。


普通に考えたら全く起き上がることも

ご飯も食べれずにどんどん痩せ細れば

自分はもう駄目かなと

思うはずです。


しかし、それを認めたくない。

抗癌剤治療が予定通り

行われていない等何度も言うので

抗癌剤に耐えられる体力が無く

転移しているから手術も

出来ない状態だよと話しても

受け入れたくないので

理解しようとしません。


医者へも早く手術しろ!

何をやってるんだ!と怒り


医者から

手術をしたら

即死にますと言われる始末。


病院からはもう先は長くないと

言われています。


自分の死を受けいることが出来ず

生きたい生きたいと思うよりも

受け止めて静かに穏やかに死を

迎える事が出来た方が

どんなに幸せかと思います。


私は小さな頃から

生きることへの執着がなく、

この世の役目を早く終えたい

と思っているので

いつ死んでも良いと思っています。


思い残すことはなく

私は死んだ後の世界を

自分の見てみたい。


なんか楽しそうじゃないですか。


但し、自殺だけはせずに

自分の寿命は全うします。


自分は何のために

生まれてきたのか?


存在する意味があるのか?


私が居なくなっても誰も困らない。

居なくても何も変わらない。


等と思った時期もありました。


特に何か問題が有ったわけでも無く

虚無感が強く

物を買ったり、恋愛をしても

友達と遊んでも

心はいつも満たされず。

むなしい。


何不自由の無い生活なのに。


理由は分からず。。。


私は高校生の時の

シスターがくれた一言


あなたは、この世でかけがえの

ない存在。

あなたの代わりは世界に誰一人いません。

あなたにはあなたに

与えられた使命があります。

その使命を果たす為にこの世に

生まれたのです。


だから自分らしく生きてください。





この言葉を胸に

今を生きています。


自分も何かの使命がある

かもしれない。


私が誰かの

細やかでも

力になれる存在に

なれたらよいなと。


私にとっての死は

お役目終えて

自分の本来いるべき

場所へ帰る事だと思っています。


弟が帰り際に私に


親父は生きたいって言うけど

趣味とか生きがいはあるの?


と聞かれ


何もないよ。

癌になる前は毎日テレビ見て

寝て何もしてなかった。

ただ生きてるだけ。


お母さんとあんな毎日で

何を考えてるのかね?

と前から話してた。

楽しみの無い人だねと。


すると弟が


 それでも生きたいんだな。


         とポツリ呟きました。