今日はとても天気の良い1日
けれども
こんな世の中
なんだか
残念です
朝
水くみに車に乗って行きました
車の中で
歌を聴きながら
全曲シャッフルにして
聴いていたので
いろんな懐かしい歌もかかります
松任谷由実の
ANNIVERSARYが
かかり
一緒に歌っていると
涙がぽろり
あなたを信じてる
瞳を見上げてる
ひとり残されても
あなたを思っている
明日を信じてる
あなたと歩いてる
ありふれた朝でも
私には記念日
今朝の光は無限に届く気がする
いつかはあえなくなると
知っていても
こんなに
気持ちの良い天気だということを
あの人は
気がついているかな
外を見ることも
風を感じることも
できないだろうな
気持ちの良い天気だということを
教えてあげることも
できない
悲しみ
空を見ながら
あの人は
今
何を思い
生きているんだろうと
思いました
朝の光は
あの人にも
届いたかな
こんな
良い天気の日は
逆に
私は
気が滅入ります
本当は
気持ちよくてたまらないけど
気持ち良いと
思うことに
とても
罪悪感を感じてしまうのです
あの人は
今も辛い思いしているのに
自分だけ
幸せを感じて
と
幸福感の裏には
必ず
罪悪感が
つきまとう私です
どうしようもないとわかっていても
心から
楽しむことは
許されない気が
いつもしています
ANNIVERSARYを聴き
あの人との思い出を思い返し
涙を流していたら
今度は
さだまさしの
防人の人が
流れてきました
わずかな命の
きらめきを信じていいですか
言葉で見えない
望みといったものを
生きる苦しみと
老いてゆく悲しみと
病の苦しみと
死にゆく悲しみと
現在の自分と
完全に
気持ちが
落ちてしまいました
わたし
何やってるんだ
と
思うのですが
もう無理です
コロナで
私達も
数々の制限がかかり
大変な思いをされてる方も
たくさんいらっしゃるし
みんな
頑張っています
だけど
入院中の方
施設等に入所されてる方
去年から
家族の顔を見ることも
できていない方がほとんどだと
思います
うちの人も
もう 自分の力で
指一本動かすこともままならず
言葉もなくし
体中
管が入り
痛い
辛い
キツい
ことばかりだと思います
でも
それすら
訴える手段もないのです
そんなあの人の
唯一の楽しみは
娘の顔を見て
娘の話を聞くこと
私の話を聞くこと
孫の顔を見ること
でした
けれども
もう
1年
娘の顔を見ていません
1年
孫の顔を見ていません
私も
去年
10分間の面会を
5回しかできませんでしました
私が
あの人だったら
何を楽しみに
毎日頑張るのでしょうか
自分で
死を選ぶこともできない体
一生懸命
一生懸命
生きているのに
コロナのせいで
唯一の楽しみまで
奪われている人は
たくさんいると思います
心配で
心苦しくて
今日のように
罪悪感が度々襲ってきて
夢で
あの人が死ぬ夢を
見てしまうと
いてもたっても
おられず
顔を見れると
安心するのに
それさえ
一瞬
顔を見ることさえ
許されない世の中
早く
早く
早く
1日でも早く
コロナが
終息し
一人で頑張っている方達が
家族の顔を見て
笑顔になれることを
願っています
そして
家族も
顔を見て
手を握って
安心したい
コロナに負けるな
頑張れ!
昔のアルバムを見ながら
元気だった頃の
あの人の絵を描きました
孫とも
こんなふうに
遊べると
思っていたのに
人生は残酷です
ねろちゃん
ありがとう
明日から
2月
頑張っていきましょうか
最後まで
お付き合いしてくれて
ありがとうございました