ワカサギの妄想掃き捨て場 -5ページ目

ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギでござんす。
自己満でございます。

暇な時に書きます。

エリア2の入り口から顔だけを出して周囲を確認する。

どうやら周囲には何もいないようだ。


ワ「よし。いいぞ」


後ろで控えている三人に合図を送る。

目的地は隣のエリア1だ。


そこにケルビがいてくれればいいのだが。


俺たちは足早にエリア2を後にした。



エリア1


目的地に着いた俺たちがまず最初に見つけたのは小さな鳥竜種だった。

どうやら、エリア7にいたジャギィがリオレウスに恐れて普段来ないようなところまで来てしまったのだろう。


セ「ケルビは...いるにはいたみたいね」


そう言ったセレナの視線の先に目をやると、ジャギィたちに食べられたケルビたちの残骸があった。


ワ「どうしようか。

 エリア2にアプトノスはいなかったし、いる可能性があるとすればエリア3か?」


テ「でもそこはリオレウスが来る可能性があるじゃないか」


ア「そうだよー。危険だってば」


セ「来たら逃げればいいのよ。

 そんなビクビクしてたら食料なんて集められないわ」


テ「それもそうだけどさー...」


ワ「お前はビビりすぎなんだってw

 いざとなったら盾を持っている俺が囮になるからみんな逃げろよw」


セ「そう?じゃあ頼もうかしら」


ワ「え、ちょっとww

 冗談だってwww」


セ「さぁ、盾役もいることだしいきましょう」


テ・ア「はーいwwww」


消極的な空気になっていたがどうやら持ちなおしたようだ。



エリア3


入り口から様子を窺うがリオレウスの気配はない。


セ「アプトノスがいるようね。

 早く生肉を頂いて帰りましょう。」


ワ「アルマは見張りをしていてくれるか」


ア「うん!任せて!」


俺たちはエリア2の入り口側にいるアプトノスのところまで駆け寄り、狩る。


剥ぎ取りをする間にアルマに警戒していてもらってなんとか今日と明日の分の食糧を調達することに成功した。


剥ぎ取ったものをまとめていたその時、アルマが短く悲鳴を上げる。


どうやら運悪くリオレウスが来てしまったようだ。


リオレウスがこちらに向かってゆっくりと歩みを進めてくる。

その間もアルマは恐怖に身が支配され、動けないでいた。


リオレウスは動くことのできないアルマを一睨みすると首を大きくもたげる。

その口からはちろちろと炎が見て取れた。


ワ「アルマ!!!」


俺はアルマを押しのけて盾を構えた。

構えた盾に大きな衝撃が走る。


リオレウスがブレスをはなったのだ。


ワ「セレナ!ティヌ!早くアルマを連れて逃げろぉ!!!」


セ「で、でも!」


テ「セレナちゃん...

 今はあいつの言うことを聞こう。

 だれかが残らないときっと誰も生き残れないよ...」


セ「ワ、ワカサギ!」


ワ「早くしろ!!!」


俺が最後に叫ぶと後ろから三つの気配が遠ざかっていく。

やっと逃げてくれたみたいだな。



あぁ、本当なら俺も一緒に逃げたかったなぁ...




ずっと近くでリオレウスの攻撃を避けたりガードしたりして牽制している間に感じたの力。


たしかにこいつは強い。

俺じゃあ歯が立たないだろうな。


結局あいつらを逃がすことしかできなかった。


そう思ったのを最後にリオレウスの突進をまともに受け、吹き飛ばされる。


飛ばされた先に地面はなかった。


ワ「このエリアの下って、海だったんだな...

 あいつら、ちゃんとキャンプに着いたかな...」


海面がどんどん近づいてくる。


叩きつけられた衝撃に意識を飛ばされた。