最終日 | ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギでござんす。
自己満でございます。

暇な時に書きます。

放課後の誰もいない教室。

人を待っているとはいえ何もすることがないから暇だ。


暇だし思い出でも振り返ってみよう。


       ―――


俺が現実の世界で目を覚ましてもうすぐ1年になろうとしている。


瀕死の状態にありいつ死んでもおかしくないと言われていたようだが、順調に回復していき最終的には医者をも驚かすような早さで退院した。


もちろん退院してからはリハビリのために長期間通院いなければならなかった。


退院して初めて学校に行ったときはクラス中を賑わすことになったが、それも数日で終わり元通りの日常へと帰っていった。


あれからモンハンの世界に行くことなどできてはいない。

やはり夢だったのだろう...


もし、


「モンハンの世界に一日でも帰りたいか?」


とか聞かれたらそれは間違いなく


 「 Yes 」


と答えるだろう。


一日でも帰ることができれば安否の確認はできるし、たとえ一日だろうが満足できる自信がある。


しかし今は何の変哲もない日常の中で


普通に笑って

  

  普通に怒って

    

    普通に恋をしている


俺が恋をするなんて恥ずかしい話ではあるが、好きなものは仕方あるまい!


その相手というのは...


ア「ワッカサギー!」


ワ「おー、アルマ。

 委員会の仕事は終わったのか?」


ア「うん!ばっちりだよー」ドヤァ


こいつだ。


あの一件以来なんだか様子がおかしいなーと思ってティヌたちがいなかったときにどうしかのか聞いてみるとどうやら俺に恋をしてしまったとのことで...


命助けられて恋に落ちるなんて単純!


しかし、まぁ、なんというか...


俺もこいつのことは昔から好きだったし平静を装って告白を受け入れた。


付き合い始めたといってもティヌたちと絡んでいたころと変わらず、みんなで遊んだりもしている。


変わったことといえばクラスでバカップルに認定されたということくらいだ。


彼女が好きで何が悪い!フンスッ


アルマと他愛もない話をしているとセレナとティヌがやってきた。


セ「ワカサギ、ずっと忘れていたけどあのとき行けなかったクレープ屋さんあるじゃない?」


ワ「あぁ、あるねぇ」


テ「よかったらさ食べに行かないか?」


ワ「全然いいぜー!

 ってか何?なんでそんなに断られそうな雰囲気で誘ってくんの?ww」


テ「だってさー!

 お前があんなことになった原因じゃん!?

 誘いづらいじゃん!!」


セ「そんな考えも無駄だったみたいね。

 心配して損したわ。」ハァー...


ワ「そんなこと気にしてたのかよww

 俺は過去を振り返らない主義なんだよwww」


ア「じゃあこれからみんなでいこっかー!」


ワ「おー!」


放課後の学校を出てクレープ屋へ向かう。


ティヌとセレナが前のほうで話しているのをなんとなしに眺めていた。

あいつらも早くくっつけばいいのにな。

するとアルマが不思議そうな顔でこちらを見ていた。

ワ「ん?どうしたアルマ。」


ア「なんか時々すごく懐かしそうな顔をしてるからなんでかなーって」


ワ「俺そんな顔してたか?」


ア「うん。まぁそんなことはどうでもいいけどねw」


ワ「なんだよw

 ほら、置いて行かれるぞ」


ア「あ、まって!もう一つだけ!」


ワ「んー?」


ア「あのね、こんなこと聞くのも変なんだけどさ」


ワ「なんだよwww」


ア「ワカサギが眠っている間ってどんな感じだったの?」


ワ「うーん。そうだな...」


ア「...」




ワ「すごく楽しい夢を見てた...かな」




ア「え!なにそれ!!」


ワ「ハハハ!いいだろ別にほら行くぞ!」


ア「あっ!待ってよ!」


俺はダッシュして少し離れたところを歩いているティヌ目がけて飛びかかった。

ワ「すきありぃぃぃ!」


テ「おわぁ!!」


セ「まったく。落ち着きがないわね。

 この間までリハビリしてたような人には見えないわ」


ワ「へっへー!元気が取り柄だからな!」


テ「このやろー!」


そこに少し遅れてアルマがやってくる。


ア「ワカサギー!急にダッシュするなんてひどい!」


ワ「ごめんごめんwww

 ほら、もうすぐだぜ!

 信号も青だし早くいこう!!」


ア「くれーぷー!」


セ「そうね。

 ほら、ティヌ。そんなところでむくれてないで行くわよ」


テ「ほーい!

 ワカサギめ!この借りは返すからな!www」


ワ「おう!かかってこい!w」


たとえモンハンの世界だろうが、現実の世界だろうが、俺たちの日常は変わらない。


今を楽しく生きていられるならそれでいい。


世界とはそういうものなのだろう。


クレープを食べ終わったらみんなで一狩り行こうじゃないか

さぁ。今日は何を狩ろうか。



――狩猟学校   終――