一日目 3-1 | ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギでござんす。
自己満でございます。

暇な時に書きます。

バスッ...!


ワ「あばばばばばばばb」


俺の頭のすぐ横の樹木に弾丸が炸裂する。

逃げなければ、今すぐどこかへ…

遠いところへ!

あいつから離れなければ、確実に殺られる...!!!


ア「逃げたらダメだよー」


ワ「ひぃぃぃぃ!!」


     ――ちょっと前――


先「さーて、みなさん!午後のトレーニングの時間です!

ここからそう遠くない密林程度なら狩りに行くのもOKですよ。

それでは、晩御飯までには帰ってきてくださいね。解散!」


ドウスルー? キントレスルー エー、イヤダヨー

 カリイコー サンセーイ ソンジャ、ジュンビシタラシュウゴウネー


みんながそれぞれ案を出し合って何をするか決めている。

俺たちは何をするんだろうか。

よくわからない俺は無駄に発言しないほうがよさそうだ。


セ「とりあえず密林に行こっか?」


テ「うーい」


ア「いいよー」


ワ「異議なし!」


ア「そういえば、ちょっとワカサギに手伝ってもらうことあるから」


ワ「あぁ、そうだな」


テ「なにすんのー?俺も一緒に行くー」


セ「私もやることないし...ついていくわ」


ワ「全員集合っすかw そんじゃ、みんなでアルマの手伝いだな」


ア「みんなありがとねー」(ニコッ


セ「それじゃあ!みんな武器と最低限の道具持ってまたここに集合ね」


一同「はーい」


先ほどのアルマの笑顔に、

若干狂気を感じたのは俺だけだろうか...



更衣室―



ワ「なぁ、アルマの手伝いって何だろうな?」


テ「さぁ?素材集めとか?」


ワ「それなら楽だな。

何集めるんだろうなw」


テ「知らんよw あいつガンナーだし、いろいろあるんだろww」


ワ「そうだよなw」


本当に素材集めだよな...?

あの笑顔は心からの感謝だよな?

まぁいい。気にしてもしょうがねぇ!


俺はボックスの中に入っている頭装備と武器、回復薬などの最低限のものをティヌの準備を見ながらそろえ、先ほどの場所へ向かった。



先ほどの場所―



セ「それじゃ、出発しましょうか」


一同「 オー! 」


セ「AやFのグループも密林に行くみたいだから一緒の船に乗りましょ」


一同「 イェーイ! 」


船にて―


ア(ニコニコ)


テ「アルマ、やけに笑顔だな。

なんか変なもんでも食ったか?」


ア「んーん。いつもはみんな手伝ってくれないけど、

今日はみんなが手伝ってくれるから嬉しいのww」


テ「そうかw 暇なときは極力手伝ってやるよw」


ア「ありがとー」


セ「そろそろつくわよ。

私たちはここで降りるわよ」


ワ「あれ?Aたちはどこにいくんだ?」


セ「旧密林でしょ?多分だけど」


A「そうだぜー。 

ちょっと、欲しい素材があってよw」


F「虫とりするんだよw」


ワ「あ、あぁそうなのか...

俺は農作業の時虫が嫌いになりかけたよ...」(苦笑


A[まじかよーwww

ドスヘラクレスはかっこいいだろー?」


ワ「まぁな。そういうのはいいんだ。」


F「へー、それじゃ私たちが取ってきてあげるよwww」


ワ「マジで?ありがとなww」


生ドスヘラクレス拝むチャンス到来。

どんなのだろう。

現実のヘラクレスよりもロマンあふれる感じだろうか。


他愛もない会話をしていると俺たちの目的地に着いたようだ。

船着き場についた瞬間に、寝ているティヌにセレナがビンタをくらわす。


ペシッ!


テ「ぬがっ!?」


ワ「着いたぞ」


セ「いつまで寝てんのよ」


ア「みんなー!はやくー!」


先に降りたアルマが俺たちを急かす。

よほど楽しみなんだろう。


A「ワカサギ!楽しみにしとけよー!」


ワ「おう!すげぇ楽しみにしてる!」


F「それじゃ、また6時間後くらいに迎えに来るから」


セ「ありがとね。気を付けて」


F「あんたらもねw」


Aたちの乗った船が遠ざかっていく。

俺たちは船を見送り、アルマを先頭にして歩いた。


セ「それで、アルマ。

いったいなにをするのよ?」


ワ「そうだ。そろそろ教えてくれよ」


テ「まだ眠い...」


ア「えっとね、私さ。」


セ「うん」


ア「照準付けるの苦手じゃない?」


ワ「うん」


ダダダッ!!!


突然俺の後ろから二つの気配が遠ざかって行くのを感じる。

おそらくこのあとに続く言葉が分かったのだろう。

当然、俺も悟った。


ワ。。(アイツら...怨むぜ...)


ワ「そ、それで?」


ア「つまりー...えいっ!」

ガチャガチャ...


バスッ!


ワ「・・・!!!!」


ア「はずれちゃったー」


ワ「ア、アアアアアアルマさん!?」


ア「なにー?」


ワ「わた、私はれれれれれれ、練習台ですか!?」


ア「そうだよー。

あ、そこにある木の実持っててよ!

それ狙って撃つからさー」


ワ「い、いやだ!!死にたくない!!」


バスッ!


ワ「あばばばばばばばb」


ア「逃げたらダメだよー」


ワ「うわぁぁぁぁぁぁ!!」


俺が走り出した瞬間に、


バババババババッ!


速射で弾丸が撃ち込まれる。


ア「動いたら狙い定まらないじゃんかー!」


ワ「止まったら撃たれるだろうが!!!」


ア「そりゃあ撃たないと練習にならないじゃーん!」


ワ「それ!」


ボフッ


俺はとっさに何故かポーチに入っていた煙玉を投げる。

この煙に乗じてアルマから逃げる。

そしてあの裏切り者どもを探してアルマの暴走をとめる!


あぁ、あいつの天然は時に狂気と化すんだな...


ワ「ゼェゼェ...ここまでくれば大丈夫だろ」


木々の生い茂るエリアに逃げ込んだ俺は身を潜めているティヌを見つける。

ティヌに駆け寄り、一発くらわしてから作戦会議を始める。


なぜ最初に見つかるのが頭の回るセレナではなく、このバカなのだろうか。


ワ「ゼェゼェ...お、おい。何かいい案はないのか!?このままじゃやられるぞ!」


テ「と、とりあえずおちつけ!ここで身を潜めて作戦をk」


ワ「どうしt…」


ダダダッ!


バスバス!


俺たちがさっきまでいた場所に的確に突き刺さる弾丸。

やつがきた...


テ「いやぁぁぁあ!しぬぅぅぅぅぅ!」


ワ「あいつの天然で俺たちが死ぬ!死ぬぅ!!」


セ「ふたりとも!!こっちにきて!!」


ワ「!!!」


俺は呼ばれた方向へ全力で走る。

ティヌには聞こえていなかったようでそのまままっすぐ走って行ってしまった。


それを追いかけるように弾丸が飛んでいく。

狙いがティヌに変わったようだ。


...どうか、無事でいろよ!!!


ワ「ゼェゼェ...っはぁ、ありがとう...助かったよ...」


セ「あいつは助からなかったけどね」


ワ「たぶん大丈夫だろ。大剣背負ってるんだから

少しくらいなら跳ね返せてると思うぞ」


セ「そうね。まぁ、ここは比較的安全だと思うからまずはあの子をどうにかする方法を考えないとね」


ワ「練習の方法を変えさせないといけないよな」


セ「えぇ、でも討伐クエストに来てるわけじゃないからむやみにモンスターを犠牲にするのもね...」


ワ「どうするんだよ...俺こういうの考えるの苦手なんだよ...」


――ぴぎゃぁくぁwせdrftgyふじこlp――


悲鳴が轟く。

ワ「あ、やられた」


セ「いいやつだったわね...」


ワ「あぁ、惜しいやつを亡くした...」


セ「…って、ヤバいわよ?ティヌがやられたから、あの子私たちを探しに来るはずだわ!」


ワ「そのときは俺が盾になってやるから極限まで隠れてろよ。

なんとか取り押さえてみるよ...」


セ「無駄に男らしいわね。

でも逃げるのはなしなのねww

それなら私が見つかるまでに作戦を考えてみるわ」


ワ「お前が逃げたら俺が心細いだろうが!w とりあえず、頼むぞ...!」


ア「ワカサギー?セレナちゃーん?どこー?」


ヤツの声だ。

もう恐怖しか覚えない。

ワ「はやすぎワロエナイ...」


セ「まだ見つかってないわ!落ちついて!」


ワ「いや、いずれ見つかる!俺が先に出ていくからお前はここから出てくるなよ!!」


セ「ちょっと!」


ワ「アルマー、俺はここだぞー!」

ア「あ、ワカサギー!どこに隠れてたのよー」


ワ「あぁ、ちょっと用をたしてたんだ...ハハッ」


恐怖を目の前にして顔が引きつる。

俺は、すぐ横にいるセレナにもうちょっとしゃがんでいるように合図を送り

アルマのほうへ一気に駆け寄る。


しかし、すでに武器を構えているアルマに動き出した瞬間

足を撃たれ立ち止まってしまう。


防具があって本当によかった。

というか、あんまり衝撃がない。


ア「あ、あたったー!やったー!

でも、大丈夫?痛くないよね?通常弾Lv1だし」


そういうところには、ちゃんと気を使っているようだ。

できれば、俺たちを練習台にしないというところに気を使って欲しい。


ワ「あぁ、痛くないな。

でもちょーっと心が痛むよ」


ア「アハハw なにいってんのー?ww」


ワ「見きった」


カンッ!


弾丸が発射される瞬間にランスを抜刀し盾を構え、弾丸をガードする。

初めてでも案外やってみるものだ。

意外とできる。


ア「おー、いいねー。狙いやすいよー。

それなら身体にダメージもないしねー!」


ワ「あぁ、でも俺がするのはこれじゃない。

         反撃だよ。」


ア「え?」


俺は下半身に力を込め、腰を落とし、頭を下げる。

そしてその姿勢のままアルマに突進する。

思いのほかうまく突進することができた。


ア「え!?え!?なになに!?」


アルマは突進する俺に向かって弾丸を乱射する。

少し痛いが、我慢して突進する。


アルマの装備の端っこに、ランスの先をひっかけてアルマを転ばせる。


ア「なにするのよー!!!」


ワ「まぁ、落ちついて話を聞けよ」


ア「なによー」(ムスッ


ワ「おーい、セレナー!出てきていいぞー!」


隠れているセレナを呼ぶ。

セ「うまくいったわね。

固唾をのんで見守ってたわ」


ア「あ、セレナちゃーん!

そこにいたんだねぇ。気付かなかったよ」


ワ「まぁそれはいいんだ。

なにかいい案は思いついたか?」


セ「えぇ。おかげさまでね」


ワ「そうか。じゃあ聞かせてくれ」


ア「なんの話してるの?」


セ「アルマ...よく聞いてね?

今からあなたに新しい練習方法を教えるわ」


ア「なになに!なにやるの!?」


セ「まずね...」


これで救われる…


そしてアルマの新しい練習がスタートする。