2つのあほシンゾウ的殺人願望 | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220839号

「2つのあほシンゾウ的殺人願望」

😱渋谷の母娘刺傷事件は、犯人が「死刑になりたくて」と語る、いわば理由なき殺人願望が引き起こす事件であり、いまのニホンに於いてはコロナ感染同様の(極ありふれた)出来事である。15才の女子中学生の犯行も驚くには当たらない。小泉純一郎が新自由主義の祈祷を受けて登場して以来、理由なき殺人願望は強まり、あほシンゾウの政治?がそれを恒常化した。そう、あほ心臓病の蔓延である。

💔現在のアメリカを外からの視点で見た場合、政治経済外交における(トランプ現象)に対して、(アメリカ人とはなんと愚かな国民なのか!)(この国はカルト教が支配する国家なのか)と、ほぼ一様に考え込む。無茶苦茶としか評価し得ないトランプの政策、言動を支持して、11月の中間選挙でトランプの破顔一笑が確実視される民主主義の国アメリカ!外から口を挟めば「お前らは馬鹿か、恥知らずめ」でしかない。多分、大方の外人はそう感じている。

😷しかし、いまのニホンを見る外国人の視線もアメリカを見る目とそう変わらない。マスコミが伝える(日本観)は、観光客のそれか、日本文化オタクの好意的感性を100%のものとして伝えるが、富士山に代表される自然の豊かさや庶民の優しいもてなしと、ニホンという国家共同体の当為とは極端な裂け目が生じている。あべシンゾウ的な悪徳、有毒性が隠ぺいされている。トランプ現象はあほシンゾウ的現象のことである。

☔️生命の歴史的進化を否定する福音派の信者数がアメリカでは国民の20%を超える。宗教を信じるのはテメエの勝手とはいえ、(すべては神様の思し召し)と言われては、社会的な共同意志、政治的合意は、通常の話合いでは成り立たない。物事がカネと利権、あるいは暴力で決するしか方法がない。カルト教が政治に食い込む土壌はそこにしかない。草の根ティーパーティーでカネを溜め込んだトランプが、選挙で勝利できるのは利権とカルト教が仲良く手を結んでいるからだろう。

😡でも、われわれは福音派の無知を嗤うことができない。統一教会と自民党(民主党も含む)のズブズブの選挙協力を許し、さらにはゼネコンや日本会議と政治の癒着を許してきたことが、あほシンゾウの悪夢の2800日=あほ心臓病現象を国民病に転化してしまったのではないか?この病気の特徴は、なんらの価値創造、文化を生産せず、国民の自己肯定感を喪失させること。

💤結果、東京ボン太が(夢もチボウのない)と呟くのを聴きながら、官邸筋のタコどもだけは、公金横領、利権漁りで私腹を肥やす。五輪、ワクチン、万博、リニア等々新たな利権は、官邸を占拠している限り、税金の数だけある。甘利のように選挙区選挙で下手こかない限り、私腹はいくつあっても足らない。政治資金、賄賂は自民党結党以来、別腹とされてきた。だから、カルト教、ゼネコン、日本会議の面々は1人1票の民主政治では、それぞれ生き神様。ティーパーティーなどへのようなものに過ぎない。

🌙ただ、疫病であるあほ心臓病がこじれると、重篤な症状があらわれる。「誰でもいいから人を殺して、自分も死刑になりたい」いわゆる、若者たちの理由なき殺人願望である。理由はある。ソビエト崩壊を時代画期とする新自由主義のやりたい放題が、一方に労働棄民を、他方に資本蓄積を拡大し、あほのミクスを念仏に500兆円もの内部留保=死んだ資本と、1人頭1000万の借金を若者たち、次世代に押し付けた。将来に夢もチボウもあるはずがない。

😅学校を卒業しても仕事がない。将来の生活設計が立たない。国債を錬金術に、飽食を尽くしたバブル紳士たちは、五輪のあとはリニア、博打場、ワクチン、クスリさらには国葬イベントで一儲けを企んでいる。懲りない政治家、官僚、資本家どもではないか!刑務所に入れば、まじめに働く派遣労働者や母子家庭の人たちより、栄養価の高い食事だけは保証される。資本論に書いてあった通りだ。不生産的労働者=政官財の面々、軍人、法律家だけが、国民の借金で飲み食いするあほ心臓病現象は、わが教祖さまも許しはしまい。

😩理由なき殺人願望は、どこの国家でもあるのかもしれない。しかし、米の大量銃殺、ニホンの若者の事件は件数も多く、減少する気配が全くない時代病であろう。啄木の時代閉塞の現状のいま版である。ニホンが戦争へと向かう大正期は、(大学は出たけれど)、仕事はなく、何をするか目的もなかった。一方、大衆文化が花開き、アナーキストたちが出口は見えずとも生き生きと躍動した。

㊗️あほシンゾウの国葬が強行されそうだ。シンゾウ暗殺は、明確に家庭崩壊をもたらしたあほシンゾウを殺すことを狙った。(誰でもよかった)理由なき殺人願望とは、時代閉塞の現状を共通地盤とするものの(違う)。20〜30年も続く病気の重篤化が、この病気の原因菌が明らかになりつつある。社会の敵、真の反社会的勢力の正体がわかりはじめた。そう思う。9/27、ニホン社会を崩壊の淵に送り込んだあほシンゾウの国葬が、理由なき殺人願望を、明確な敵を措定した殺人願望に転化する気がしてならない。そんな今日この頃です。