玉音放送から、道義心と志操を | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220838号

「玉音放送から、道義心と志操を!」

💦ヒロシマ、長崎、終戦の日、京都五山送り火も終わり、猛暑の夏のイベントもこれで終わった。再びの戦禍を懸念して、ニホンの各地に戻った戦死者たちの多くは、心配のあまりあの世には帰れず、そこら辺りを彷徨っているのではないか?口先だけの駆け引きである間は、日常生活は平穏のようにも見える。ただ、線香花火、ネズミ花火の匂い、火花で戦争は始まる。

😷被国葬者(被告葬者)の唯一の外交成果で、アメリカから爆買いした兵器、火薬類が収まりきらずに倉庫から溢れ出る。どれくらい多いかといえば、後年経費も含め、請求額が累乗数で、そのため戦争費をGNPの2%まで増額せねばならぬ。20兆、30兆円やで!20兆規模の国家予算を持つ国がいくつあるか?知ってのことか。ふざけるな!倉庫に入らぬ火薬は使いきらねば、湿って使い者にならぬ。

💢新潟長岡の打ち上げ花火数は2日で約2万発。アメリカの長岡空襲の犠牲の慰霊と平和祈念を目的に、終戦の翌年から「長岡空襲」の日の8月にに開催されている。あほシンゾウがへつらいで買い付けた火薬は、列島各地で一年間、花火大会を開き続けてもまだ余る。ロケット弾を朝鮮半島や中国に撃ち込まねば消化できない。玉屋、鍵や!ではなく、ミツビシー!ってか。だから、お盆を過ぎても戦没者たちの霊は帰るに帰れない。いつ、自公維新の若造たちが戦争を始めるか?心配でならないからで。

😱15日の終戦の日の式典で、岸田のウスバカゲロウはモゴモゴと作文を朗読するだけで、いつ戦争をおっ始めるか?言わなかった。ただ、戦争を「したい、したい、したくて堪らない」と気持ちを仄めかしただけ。黙っていても、この国の政治、経済はアメリカの傘の下で、いくさに赴かねば立ち至らない。1300兆円の借金は国民1人頭1000万円を超える。クビを括るしか手がない。どうせ死ぬなら、アジアの人たちも巻き込んでやれ!最近の!(誰でもよかった。ただ、人が殺してみたかった)という理由なき殺人の横行は、いまやニホンの時代病だ。これをあほ心臓病と名付けよう。

🎶ヒロシト(誤記にあらず、ヒトでなしの意)が15日に玉音放送を演じたことは国民周知のこと。でも、どの内容がどうであったか?はよく知られていないだろう。いま、1000万円の故なき借金を生まれながらに背負わせられた国民の立場で読めば、無責任で、恥知らずで、身勝手な言い訳で、自らの戦争指揮についての反省が一語たりとも語られていない。

💔「戦局は好転せず、世界情勢は不利だ」「敵は残虐な爆弾で、罪のない人たちを殺傷し、わが民族の滅亡を招く」「どうして皇祖皇宗の神霊に謝罪できよう」「今後の苦労は尋常でない。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、太平の世を開きたい」「朕は、ここに天皇を中心とする秩序を維持し、同胞同士が排斥し合う、ことを戒めたい」「国をあげて、神国不滅の信じ、道義心と志操を持ち、日本の栄光を再び、国民は朕が意を体せよ!」と述べている。

☔️ここにあるのは、国体護持のみ。のちに、マックに自らの地位の安全と相殺して「琉球処分はあなたの意のままに」と擦り寄った姿が彷彿とする。皇軍がアジアの人たちに行った侵略、虐殺行為への謝罪の意はいささかも存在しない。栄光を再び!朕の意を体したのが満州人脈を中心とした自民党の結党。それに連なるあほシンゾウの悪さの数々である。神国再興の日は近い、2万発、いや2億発の花火を憎き中共に発射する準備はすでに揃った。

🍺おもろいのは、朕が「道義心と志操を固く持つことを」求めたこと。森友、加計、さくら、五輪、どれ一つとっても、国民〜主に政財官、マスコミ、商業であるが〜に道義心と志操が生き残った証拠が見当たらない。おそらくは、神国の不滅を信じることが出来なかったためだろう。朕が、戦争責任に無自覚で、戦後の慰霊の旅を忌避し続けた朕に、「世界の国々と共に栄え、喜びを共にする」を説かれるなど片腹痛い。マザームーンの言葉に涙する愚に等しい。

😩さて、今年の猛暑の夏も終わった。残ったのはこの国の行く末のきな臭さ、いや火薬臭さだけ。朕が望んだ、栄光のニホン再興は打ち上げ花火のように、「向後3年間の千年王国の夢」で済むかも。いや、漱石が三四郎の中で広田先生に呟かせた「いや、この国は滅びるね」の予言の正しさを現実にするかもしれない。だって、道義心と志操(思想)のない国が繁栄するはずはないものね!