軍事費拡大、直ちに影響は? | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220627号

「軍事費拡大、直ちに影響は?」

😇枝野の最も有名な政治的発言は「フクシマ原発事故の際の、農作物から放射性物質が検出されたときに「直ちに人体や健康に影響が出る数値ではない」とほざいた件であろう。被曝野菜を1度や2度食べたくらいで死なないよ!というつもりで記者会見等で7回ほど話した、のだそうだ。風評被害とやらを懸念して、冷静?に説明したつもりのようです。まぁ、誰かさんに忖度したのだ。

😱その枝野が中心となって自衛隊員応援議員連盟を結成する。もちろん、惨敗が予想される参院選への対策だが、立憲の名称を冠する政党が軍隊に梃入れすること自体が論理に外れる。『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』。

⚡️ニホンの国会が憲法に基づき、国民が議員を選任する民選議院であると前提すれば、自公維新、立憲、酷民君主を含め全議員は唯一、憲法だけがその身分を保証する。『前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない』。日本帝国軍隊、自衛隊、警察予備隊等どう自称しようと、いまの自衛隊が憲法で不保持とされた軍隊であることに違いない。

😡(近年の日本周辺の安全保障環境の現実?を踏まえて、対話外交と着実な防衛体制の整備を行います)とは、立憲が軍隊と懇ろになろうとする言い訳なのだが、昭和25年の朝鮮戦争で在日米軍が出兵し、その空隙をうめるために新しい日本軍=警察予備隊が慌てて発足されたわけで、近年の現実どころか、朝鮮有事のために日本軍が武器を保有している。とすれば、立憲の言い訳は「着実な侵略体制の整備に加担します」と読み替えるべきであろう。

😷そもそも、枝野が「直ちに影響がない」と語った際、忖度した御方は東電であり、原発、兵器産業で禄をはむ連合加盟の企業たちであった。産軍複合体は立憲の母体であり、はなから9条護持は神棚に置く御神体であって、目にしてはならない、口にしてはならないお飾りでしかない。維新のように戦争礼賛はしないが、かねがね軍隊とは仲良くなりたいと思ってきた。

💔政党政治を締め殺したのは社会大衆党がいち早く解党して翼賛会に参加した時だ。いまから80年前に、労働者党を標榜する諸野党が帝国軍隊に擦り寄ることをきっかけに、目の前に全体主義社会が広がり、報告〇〇会ら自粛警官、在郷軍人会が忖度の護摩札をばら撒き、この国はアジア諸国への侵略戦争にのめり込んでいった。

😳参院選の街頭演説で枝野や立憲幹部はこう演説するだろう「自衛隊の予算は、野党の忖度でやっと6兆円に増額出来ました。あのロシアの軍事費もGDP2%です。勝てると思ったウクライナ侵略も、アメリカ、NATOの最新兵器援助〜といってもタダじゃないですよ〜で苦戦してます。2%でも足りません。連合の加盟社の多くが兵器製造で儲けなければ潰れてしまいます。会社が潰れて困るのはあなたたち国民です」

😏「でも心配しないで下さい。我党が自衛隊と友だちになって軍事費が6兆円をこえても、2%を超えても、いいですか、ここが大事です。超えても、直ちに戦争になるわけではありません。核兵器が1発、2発落ちても、直ちに、人体や健康に影響が出る数値ではありません」。今度の参院選がこの国の政党政治の首を絞めることになるのかな。