タマはまだ一発残っとるがよ | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220524号

「タマはまだ一発残っとるがよ」

😇菅原文太が亡くなって8年が経つ。亡くなる2014年12月のわずか1月前、普天間基地の辺野古移転に反対して知事選に出馬した翁長氏の応援に肝癌をおして参加している。仲井眞の裏切りに、オール沖縄で手を繋いだ沖縄県民が10万票もの差をつけて、戦争no!の意志=銃弾をぶつけた選挙であった。文太が病をおして沖縄に向かったのは、すでに米、日本が戦争をすることを前提に、政治経済を全体主義の方向に進めていることを、元軍国少年の経験から強い危険を感じていたためだ。

⚡️2014年11月1日、沖縄一万人うまんちゅ大会で、文太は熱く語りかけた。『政治の役割は2つあります。1つは国民を飢えさせないこと。安全な食べ物を食べさせること。もう1つは、これはもっとも大事です。絶対に戦争をしないこと。いまの政府はまさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に沖縄のことを考えてきた。辺野古を売り渡した』

😱世界の難民数がはじめて1億人を超えた。ホスト国に忖度しがちな難民高等弁務官事務所の数値だから、その実数はもっと多いはずだ。ウクライナ難民の増加が一因だが、ここ数年難民の急増傾向が著しい。むかしは、利潤率の累進的低落の法則が相対的過剰労働人口に創造と単にして簡な説明で十分であったのだが、現在では難民で一括りして知らん顔をする。

😃もちろん、遊離した労働者を雇用、包摂し得る新市場が開発できれば、産業構造の変化とほざいて、多少の摩擦を覚悟すれば難民問題も気にならない。国連であほシンゾウが難民対策について(わが国の少子高齢化につきましては)とやらかしても、ヨミウリ、産経は批判せずに済ませた。しかし、足下の余剰資本は株式、商品相場の薬味にしかならない。正直、戦争を仕掛けて労働者を減らし、兵器増産が唯一の治療法であろう。

✊すでに、8年前に文太はニホン、アメリカのヤクザ政府が戦争をしたくて、したくてしょうがない、のをよく知っていた。無駄にヤクザを演じたわけではない。文太は続けて『仁義なき戦いの流れで言うと、”タマはまだ残っとるがよ、一発残っとるがよ“とぶっけてやりたい』『沖縄の風土も本土の風土も、海も山も空気も風も、すべて国家のものではありません。辺野古も然り。かつてに他国に売り飛ばさないでくれ』

😄『まぁ、そうは言ってもアメリカにも良心篤い人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。その良心ある人々は国が違え、同じ人間だ。みな手を結び合おうよ!おわり』でもって語り終えた。

😡バイデンが11月の中間選挙、24年の大統領戦で民主党の勝利を少しでも引き寄せるために、インド太平洋地域を舞台に、軍事的緊張を高めようとニホンに逆ネジをまきにきた。羽田を使わず、軍事基地に舞い降りたのはマック以来、ニホンが米軍の統治下にあるとでも伝えようとしたのだろう。8年前と同じだ。あの時は、日米地位協定は沖縄のみであったが、日米軍事同盟では本土も含まれることが明らかになっただけ。

🎶もし、文太がいまなお生きていれば、どのような挨拶をしただろうか?国民をあまく見るなよ!『まだ、タマは一発残っとるがよ』『うちの若いモン、おっと違った、うちの老人行動隊は血の気が、、、多いがよ』