【奄美ノネコ問題その14】

 

私達が奄美に関わったのは

ちょうど2年前に遡ります。

 

 

練馬区の地域猫活動は

行政、議員などの

視察を受けることがあります。

 

 

2017年5月

奄美市議会の先生方が

「地域猫活動のとりくみ」について

 

練馬区役所を訪れ

行政担当者と私達で対応しました。

 

 

 

お名刺には、

「『奄美・琉球』を世界自然遺産へ」の文字や

アマミノクロウサギの絵が描かれ

 

世界自然遺産にかける思いが

伝わりました。

 

 

 

 

世界自然遺産登録を見据え

ノネコから希少動物を守るため

適正飼養の条例を改正したところでした。

 

  • 放し飼いの不妊去勢手術 義務化
  • マイクロチップ 義務化
  • 屋内飼育 努力目標
  • 飼い猫の登録
  • 多頭飼育(5頭以上)は許可制
  • 野良猫のみだりな餌やり禁止
   >指導・勧告>命令>5万円以下の過料

 

 

 

 

 

 

先生方が心にかけるのは

希少生物や猫のことではなく

住民達の平和で安定した暮らしでした。

 

 

 

高齢化・過疎化・貧困・経済の衰退

などの社会問題があり

 

世界遺産で、観光が活性化することに

期待を寄せていました。

 

 

この時点でノネコ管理計画は

発表されていませんでしたが、

先生方は、今後ノネコの駆除に

向かうことは予見しており、

 

 

猫をめぐり、住民対立は

避けたいことと

 

もっと穏便な措置で

駆除を回避できないか

模索していました。

 

 

 

 

 

練馬区の地域猫活動は

公募で集まった市民ボランティアが

地元・地域密着で、

TNRや適正管理の推進を

行うというもので

200人の市民ボランティアが活動しています。

 

 

奄美の場合、

ボランティアの担い手はいないし

猫が多すぎてお手上げだし

 

希少種の生息域の猫は

排除しなければいけないので、

元の場所にもどす

TNRができません。

 

 

 

東京で成果がある

地域猫活動も

奄美では難しいだろう

という結論でした。

 

 

 

せっかく遠くから来ていただいたのに

お役に立てず

申し訳ない気持ちでした。

 

 

その夜、おみやげの

アマミノクロウサギまんじゅうを

食べながら

 

近い将来、猫の駆除が始まることに

暗澹としました。

 

 

 

その後、ノネコ管理計画が発表され

疑問を感じた人達が

署名活動をはじめ

 

 

2年経った今でも

ノネコ論争は続いています。

 

つづく

 

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板橋区成増一丁目で迷子です。

 

気になる方は、コメント・メッセージ、

HPのお問合せにどうぞ。

 

 

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飼い主様募集中、茶白オス・ぺぺちゃん

 

 

 

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練馬区ボランティア連絡会

 

練馬区内で猫問題を解決したい方なら

どなたでもご参加ください。

 

動物愛護団体の病院で働いた経験があり、

練馬区で新たに開業する獣医さんお二人から

保護・TNRなどボランティア活動の

支援についてお話いただきます。

 

 

6月16日(日)

ココネリ・研修室2

 

ご参加希望の方は

お名前・活動地区をお知らせください。

nerimachiikineko@yahoo.co.jp

 

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