さて今回は我が家の家猫、〝とら・しま〟がともに掛かりつけの病院で経験
したことです。

東京都が「飼い主のいない猫」に関わる問題解決用に作成したガイドブックにもありますが、
「猫を飼う」のであれば、
①屋内飼育
②身元の表示
③不妊去勢手術の実施
を3原則として都は啓発しています。


我が家では、〝とら♂・しま♀〟いずれも「いつでも里親・・・」で縁があってうち
に来たネコですが、譲り受ける時点で①③は必須条件でした。

〝とら〟の場合、'07年10月に生後約1カ月でうちに来ました。
私達も初めての家猫で、去勢手術の時期等はわかりませんでしたが、
♂は「マーキング等、♂としての行動や意識が強くなる前(生後5~6カ月)に行う。」ということで、
'08年2月(生後約5か月)で手術をしました。

ネコの場合、手術は簡単で、その場で連れて帰り家で安静です。
手術費用は、2万円、うち区からの助成金が、1,500円 です。
           術後2日後の〝とら〟  ↓
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〝しま〟の場合♀ですが、「最初の発情前に行うことが、乳癌の発生を防ぐ」
ということで、〝しま〟は'08年9月生まれでしたが、'09年2月初め(生後
約5か月)で不妊手術をしました。

ネコの場合、体への負担が大きく、一晩入院して術後の経過観察です。
手術の終わった夜、顔だけでものぞきに行きたいと先生にお願い
しましたが、帰りたくて興奮するから、ということで断られました。
翌日先生は、〝しま〟は水もご飯も一切口にしなかった、
と言ってましたので、さぞかし不安だったのでしょう。
ずっとにゃーにゃー叫んでいたようで、声がかれていました。

なお、手術費用は、3万円、うち区からの助成金が、3,000円 です。
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〝しま〟は1週間後に抜糸でまた通院しました。
あんなに怖い目にあったから、逃げ回り
ゲージに入れるのが大変でした。

今、私達が地域猫活動をしていて手術は当たり前、と考えていますが、
当時は若干躊躇したところもありました。
自然なままの方がいいのでは、とか・・・。
でもやはりきちんと手術しておいたお陰で、〝とら・しま〟は穏やかなネコに育ちました。

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