仕事のこと | 三毛猫のほほん日記

三毛猫のほほん日記

20代半ばの元ソープ嬢です
仕事は好きでしたが何度もトラブルを起こしていました

今わたしは



⚪︎⚪︎運転免許試験場に



毎日行っている




およそ2週間行われる




最後の研修の為にだ




月曜日から金曜日までの週5日




朝9時から夕方5時まで

 



試験場での研修中は




教習所に行かなくていい




毎朝試験場の最寄駅で




同期のみんなと待ち合わせしている




みんなはコンビニで



朝ごはんを買っている




私は飲み物だけ買う



朝から食べられない




今の私は




頭の中が限界まできちゃってる




この研修が終われば



いよいよ試験の日がやってくる




もう受かってもダメでも



どっちでもいい



そんな気持ちになっている



とにかくこの勉強地獄から



解放されたい




研修の内容はというと



教育知識だとか安全知識とか



授業を聞いているだけなんだけど



それらも試験に出る内容だから



ノートにとったりして必死だ


    

私は周りの子達に比べても



馬鹿だから余裕はない



今私がここまでやってこれたのは



「ソープができたら何でもできる」



と言ってくれたマネージャーの言葉と



そして



私のブログを読んでくれて



励ましの言葉をくれた人たちのお陰だ




そういえばこんな事があった




研修2日目の朝



講師の人が突然私のところに来て



立ち止まった



(えっ なに??)



すると講師の人は



みんながいる前で



私にこう言った



「あなたソウダイになってもらえますか?」


「、、、、」



「はい?」



(ソウダイ?)



私が黙っていると



その人は尚もこう言った



「授業の最初と最後に号令かけて欲しいんです」


私は思った


(号令係?)



その人は尚もこう言った



「毎回誰かしらにソウダイになってもらっているんです



今季はあなたにやってもらいたいと思っています


いいですか?」



私は黙った


するとその人は再び



「いいですか?」


そう言った



私はいきなりで


納得いかなかったので



「ちょっと待ってください 


あとで詳しい話しを聞きに行ってもいいですか」



そう返した



するとその人は少し微笑んで



「はいまた後ほど」


そう言った



授業が終わり


昼休みになったので


すぐにその人の所に行った


そしてその人に聞いてみた


「あのさっきの事なんですけど、、、」



その人は私に気がつくと


また少し微笑んで


再びさっきと同じ事を言った


「ソウダイになって欲しいんです」


私は言った


「何で私なんですか?


その理由を言ってくれなかったので」



するとその人は少し驚いた目をして


こう言った



「ソウダイとは総員代表の略なんですけど



要は生徒の代表みたいな人を毎年1人


誰かにやってもらっているんです


でも特に何か大変な事をやったりとかはなくて


主に授業の最初と最後の号令をして頂くくらいです」


私は言った


「ですので何でそれを私にやらせたいと思ったかを教えて欲しいのですが」


するとその人はまた少し微笑んで


言った


あなたはやる気が感じられるのと


ソウダイにふさわしい気がしたので


私の独断で勝手にお願いさせてもらいました」


ほんとに号令だけですので


やっていただけませんか?」



私はよくわからなかったけど、、、


(まぁそれだけだったらいいかな)と


思った


するとその人は言った


「女性にお願いしたのは初めてなんですよ」


そういえば研修に来ている人たちは


ほとんどが男の人だったし、、、


なんか目立つの嫌いだし


やっぱり断わろうと思った


するとその人はこう言った



「過去にソウダイになった人で



試験に落ちた人はまだいないんですよ」



それを聞いて私は思った



(という事は、、、



私の点数が悪くても



受からせてくれるという事だよね?)



勝手にそう解釈した



結局私は損得勘定だけで



今期の総代を引き受けることにした笑



そういうわけで



私は今教室の1番右側の席に座って




毎時間先生が教室に入ってくるたびに



「起立!  礼!  着席!」



って偉そうに号令をかけている




少し(かなり)はずかしい



この研修もいよいよ明日で終わる



今日も読んでくれてありがとうございます


ではまたねニヤリ


にゃんにゃルンルン