凄まじい勢いで全国に流布!

 

 昭和の頃、まだインターネットがない時代に凄まじい勢いで全国に流布した都市伝説!それがドラえもんの最終回だ!

 

 

 ドラえもんの最終回!

 

 結論からいってしまうと「ドラえもんがいた物語は、交通事故で植物状態になったのび太が、見ていた夢だった!」という内容なのだ。

 

  △まずは武田書店に探しに行った

 

 当時「コロコロコミックの来月号に載るらしいよ!」なんていう嘘が出回り、近隣の本屋からコロコロコミックが消えたぐらいである。ちなみに江古田の本屋を探しまくった記憶がある。

 

 後に作者の藤子不二雄先生から正式なコメントが発表されたぐらいだ。そのぐらい、大騒動に発展した騒動である。

 

 デマに惑わされると大変!

 

 口伝えだけで、口裂け女とドラえもんの最終回が、全国規模でデマが広がってしまった。インターネットが発達し、様々な情報を簡単に手に入れることができる現代でも起こり得るのだ。現にコロナ禍の誤った情報が飛び交い、トイレットペーパーが店から消えた騒動があった。

 

 大事なことは、しっかりと状況を判断し、自分の目で耳で確かめることだ。異常時は特段の注意が必要である。コロナ禍の中、昔の都市伝説を思い出しつつ、気をつけなければいけないと思った次第だ。

 

 何だか真面目な着地点になってしまった…。都市伝説を思い出しただけなのに…。

 

作成日:2020.04
公開日:2024.08.16