長門鉄道101号(長門ポッポ) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

 

道の駅蛍街道西ノ市に、一昨年の令和3年(2021年)より

展示されている長門鉄道101号です。

かつて、長門鉄道を平均時速21.8kmで走り、

低速で走る姿から「長門ポッポ」と親しまれました。

 

長門鉄道は、大正7年(1918年)から

昭和31年(1956年)までの間、

現在の下関市小月と下関市豊田町西市との間を

走っていた鉄道です。

最盛期には、年間100万人の乗客数を

数えたと言われています。

 

101号機は、大正4年(1915年)に米国で製造され、

大正5年(1916年)に102号機と共に

日本に輸入されました。

102号機は戦後、事故で廃車となりましたが、

101号機は昭和22年(1947年)に売却され、

滋賀県の工場で昭和39年(1964年)まで活躍しました。

その後、兵庫県の宝塚カウチャーランドを経て、

京都府の加悦SL広場で展示されていましたが、

同広場閉園を受けて、下関に戻ってきました。

 

 

SLの前にある西市駅の駅名標は、以前ご紹介しました。

↓こちら

 

 

 

場所は↓こちらです。