安岡八幡宮です。
この神社は、平安時代末期の寿永年間(1182年~1184年)に、
平家追討のため下関を訪れた源範頼が、
下関安岡の浜に鶴岡八幡宮の分霊を祀ったことに始まります。
当初は「安岡浜宮」と呼ばれていましたが、
江戸時代末期の天保年間(1831年~1845年)に
現地に移転し、「安岡八幡宮」となりました。
「安岡踊」「ハンヤリュウキュウ」と呼ばれる雨乞の行事が、
明治30年(1897年)頃まで行われていたそうです。
拝殿向かって右手にある鐘楼のそばに、
石棺(御霊舎)への案内標識があり、
その隣に松尾芭蕉の句碑があります。
「春もやや 気色ととのふ 月と梅」
場所は↓こちらです。