庚申塚(亀尾山神社〉 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

ふるさと豊田の歴史塾という団体が昨年

『豊田の石造物』という本を発刊したことを、先日知りました。

下関市豊田町の石造物が数多く掲載されています。

その本を拝見していて、今まで訪れた豊田町の石碑の中で、

加筆修正すべきものが複数あることを確認しましたので、

数回に分けてご紹介しています。

 

今回は、以前撮影はしていたものの、

ブログでご紹介していなかった石碑です。

 

 

 

亀尾山神社の一の鳥居です。

 

 

その脇に建てられている碑です。

昨年の初夏に撮影したものです。

 

撮影時には、石碑とは思いつつも、

「一般の方の墓石かもしれない」と思って

これまでご紹介しておりませんでした。

 

これは庚申塚で、

表に「猿田彦大明神」と記されているそうです。

更に、両側面に「殿井」「西市」と記されていて、

道しるべにもなっているそうです。

 

下関市豊田町「とのい」は「殿居」と書きますが、

昔は「殿井」とも書いたようです。

 

場所は↓こちらです。

 

 

 
以上で、豊田町の石碑の加筆修正は終了です。
次回から通常営業に戻ります。