ふるさと豊田の歴史塾という団体が昨年
『豊田の石造物』という本を発刊したことを、先日知りました。
下関市豊田町の石造物が数多く掲載されています。
その本を拝見していて、今まで訪れた豊田町の石碑の中で、
加筆修正すべきものが複数あることを確認しましたので、
数回に分けてご紹介しています。
今回は↓こちら。
浮石市場バス停のそばにある碑です。
写真は前回紹介時(令和2年(2020年))に掲載したものです。
前回ご紹介した時は、「け方分左け」と記されており、
碑の上部が失われているのかと思ったのですが、
これは「此方おたけ」と書かれているのだそうです。
表面に「此方おたけ道」裏面に「此方たわらやま道」と
書かれている道しるべだそうです。
明治から大正にかけて造られたもののようです。
とは言え、裏面は確認しておりませんが、
表面に関して言えば、「道」は埋もれていて読めません。
「おたけ」(御嶽)というのは狗留孫山のことですね。
当地は、かつて長府街道が通っていた場所だそうです。
場所は↓こちらです。