釜山門 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

いつも「ねりえ日和」をご覧いただきありがとうございます。

本日、なんと!

石碑・モニュメント通算1000基目のご紹介です!!

 

1000基目の節目ということで、

ちょっと大きなモニュメントをご紹介します。

 

 

 

グリーンモールの入口、

人工地盤・日本セレモニーウォークの上に建てられている

「釜山門」です。

平成23年(2011年)、下関市と釜山広域市との

姉妹都市締結35周年を記念して建てられました。

 

グリーンモールは、在日コリアンの人々の店が集まって発展しました。

「下関のリトルプサン」とも言われています。

関釜フェリーで往来する行商人「ポッタリさん」経由で

韓国の商品を仕入れるお店もあります。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、

関釜フェリーには現在旅客は乗れません。

 

門の場所は↓こちらです。

 

 
 
さて、1000という数字、達成感もありますが、
「ここまで続けたのか」という驚きや戸惑いもあったります。
 
30年ほど前に下関教育委員会が発行した、

・『下関の文学碑』 昭和59年(1984年)

・『下関の記念碑(旧市内編)』 昭和61年(1986年)

・『下関の記念碑(山陽地区編)』 昭和62年(1987年)

・『下関の記念碑(山陰地区・補遺編)』 平成3年(1991年)

この4冊で取り上げられた碑の数が720基だそうですので、

それをはるかに超えてしまいました。

 

正直申し上げて、記事を掲載するまでの過程では
それなりに時間も気も使います。
「いつまで続けるんだ?」と自問自答する時もあります。
 
しかし、ブログを読んでくださる人たちが下関に、
また、全国にいらっしゃることは、大きな励みになっております。
検索の結果、このブログにたどり着く方もいらっしゃって、
それがこのブログを続ける意味でもあると思っています。
掲載した石碑・モニュメントの中には、
今となっては撤去されているものもありますので、
それの写真を遺すということもまた、
意味のあることだと思っております。
 
下関の歴史の奥深さを伝えるため。
石碑・モニュメントを建てた先人の思いを遺すため。
人見知りのねりえが、
自分の強みを活かしてこのまちのためにできることは、
このブログを続けることである。
そう思って、やっております。
 
そして、いつも石碑・モニュメント訪問・探索に
付き合ってくれている奥さんにも、感謝しております。
 
「最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ」
ってことで、引き続き、よろしくお願いいたします。